「孤独美人」って、なんだ?
「孤独美人」って、ちょっと気になるキーワードだと思いませんか?
どういう意味かと思っちゃいますよね。
「孤独美人」とは、自分の孤独を受けとめ、自分で自分を幸せにできる女性のこと。
ソロ活やひとりで過ごす時間が好きという人は、孤独美人の候補者かもしれません。
今回はこの「孤独美人」という言葉の意味や、「孤独美人」の生みの親、ちびどらさんのインタビューをご紹介したいと思います。
ソロ活の気持ちよさって何だろう?
ところで、ソロ活の気持ちよさって何でしょう?
・誰にも束縛されず、自由に時間を使える
・フットワーク軽く、いろいろな場所へ行ける。いろいろなことができる
・気を遣わず、わがままに、自分の気持ちよさ優先で行動できる
・人間関係を忘れて、自分を解放してあげられる
・自分を見つめなおせる、自分を取り戻せる
・自分で自分を癒せる
どんなソロ活をするにせよ、こういったことができたり感じたりするからクセになってしまうのではないでしょうか?
でも、ソロ活やひとり行動をしていると時々
「なんか孤独かも」
と感じることもあります。
そもそも「ソロ活」って少数派(今では増えてるけど)だからネーミングがついたわけで、世の中“誰かと何かをする”が前提となっているような雰囲気ありますもんね。
街に出ればカップルや家族連れを多く見るわけですし、やっぱりひとりでは行きにくい場所ってありますし。
そういった孤独も正面から受け止めて、自分らしく歩んでいった先にある一つの姿、それが「孤独美人」です。
「孤独美人」を生んだのは、孤独愛好家のちびどらさん
この「孤独美人」という言葉、幼少期からの孤独愛好家である「ちびどら」さんが生み出しました。
ちびどらさんは、子どもの頃から孤独が大好き。
友達といるよりも、ひとりでいるのが大好き。
三度の飯よりも孤独が大好きという、ちょっと(だいぶ?)変わったお子さんだったようです。
孤独でいるときの、自然や季節のありとあらゆるものの波長と自分の波長が同調する感覚が、楽しくて仕方がなかったと言います。
そして大人になったちびどらさんは、「魂レベルの孤独好き」であることを悟ってしまったそうです。
ソロ活なんて言う言葉が生まれる前から存在した、生粋のソロ愛好家ですね。
ちびどらさんは、結婚をして3人のお子さんをもうけても、相変わらずの孤独好き。
そんなライフスタイルの末に生まれたのが「孤独美人」というキーワードでした。
現在は「孤独美人」をテーマとしたブログ「CHIBIDOLIFE」を運営中。
セッションなども行い、本質的に幸せなる方法を世の女性たちに届ける活動をされています。
「孤独美人」のちびどらさんに聞いてみた
今回はちびどらさんに、「孤独美人」についていろいろとお話を伺いました。
「孤独美人」はとても気になるネーミングですが、どのような女性を指す言葉でしょうか?
孤独美人とは、【自分の孤独を自分のチカラで幸せにできる女性】と、私は定義しています。
自分の孤独を自分の幸せのために活かせる女性のことです。
孤独と言うとネガティブなイメージを想像してしまいますが、実際には孤独が大好きな女性も世の中にはたくさんいらっしゃいます。
私はそういう事実を目の前にした時、「孤独は、ネガティブなものとは限らないのでは?」と思い始め、
【孤独は、人それぞれの捉え方にすぎない】
という本質が見えてきたんです。
そこで、孤独を幸せにできる女性を「孤独美人」と呼ぶことにしました。
「孤独美人」になるメリットはどんなところにあるでしょうか?
孤独美人になるメリットはたくさんありますが、主には、
・「私オリジナルの幸せ」が確立される
・他人に流されない自分になれる
だと思います。
あえて孤独になると、他人がそばにいないので、自分の心と自分の頭をしっかり向き合わせることができます。
すると、自分独自の幸せは何かが見えてきて、自分軸が養われていきます。
それと同時に他人に流れされにくくなり、どんな場においても自分に最善な選択ができるようになるというメリットも生まれてきます。
なるほど、自分の中に軸が生まれていくということですね。その「孤独美人」になるためにはどんなことが必要でしょうか?
まずは、
他人との関わりから一旦離れること。
そして、
自分の内側に引きこもること。
です。
女性の精神には、「迷いやすい」という性質があります。
ですから、他人と居すぎると、女性は自分のことがわからなくなってしまうんです。
そうなると、自分が本当に求めているものや願っていることなども見えなくなってしまうんですね。
ですから、他人との関わりはほどほどにしておき、あえて孤独になる時間を設けることが、孤独美人への第一歩になります。
ブログでもちびどらさんは、「あえて孤独になること」を推奨されています。ただ孤独にも「良い孤独」と「悪い孤独」という両面があるように思うのですが。。。
それで言うならば、「良い孤独」は【幸せな孤独】のこと、「悪い孤独」は【不幸な孤独】のことと言えると思います。
孤独が幸せな女性は、自分の内側に自分独自の幸せを持っているので、いちいち他人がそばにいなくても孤独の時間を楽しむことができます。
反対に孤独が不幸な女性は、自分で自分を幸せにすることができません。
だから、誰かしらそばにいないと幸せを感じることができないんです。
例えば、子育てをしているお母さん。
孤独が幸せなお母さんは、子どもから幸せにしてもらうという概念がありません。
「私の幸せは私が決める、子どもの幸せは子どもが決める」と、きっちり割り切ります。
このお母さんは、子どもが成長して親元から離れても、幸せに生きていけるんです。
これはまさに、子どもに依存しない孤独美人なお母さんです。
逆に孤独が不幸なお母さんは、子どもから幸せにしてもらおうとします。
「子育ては生きがい。子どもが私のすべて」と、自分の幸せと子どもの幸せをごちゃ混ぜにしてしまうんです。
このお母さんは、子どもが成長して親元から離れた時に「私、何をしたらいいんだろう」と路頭に迷ってしまいかねません。
そして、孤独になると寂しさを感じたまま時を過ごし、最悪のケースでは子どもの足を引っ張り依存し続けるのです。
これではお世辞にも、孤独美人なお母さんとは言えないですよね。
孤独を良い方向に活かしていくことが大切なわけですね。ちびどらさんは「孤独美人」のセッションもされていますが、どのようなことを話されているのでしょうか?
私が行っているセッションでは、
「オンナは、前に進むのではなく、元に戻りましょう」
と、言っています。
それが、女性本来の幸せになる方法だからです。
幸せになるというと大概の女性は、「自分の外側」に求めてしまいがちです。
でも、女性が求めている幸せというのは、実は「自分の内側」にあるのです。
ですから、男性のように幸せを掴みに行くために前に進むのではなく、
【自分の内側にある幸せを知るために、本来の自分に戻る努力をしてください】
と、教えています。
自分の内側にあるものにフォーカスをして、自分を幸せにできるようにする、ということですね。それでは最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。
女性は、愛するよりも愛されて幸せになるものですが、「誰に愛されるか」が重要です。
では、誰に愛されることが重要なのか。
それは、
【自分自身にです】
孤独美人とは、自分自身から愛されている女性のことなのです。
孤独美人は、ありのままの自分を認めてありのままの自分を愛している、本質的に幸せな女性なのです。
このように自分自身から愛されている女性は、他人からも愛されやすいもの。
あなたもぜひ、孤独美人を目指してみてくださいね。
自分で自分を幸せにできる「孤独美人」の考え方は、今の時代に必要かも
ちびどらんのインタビューはいかがでしたでしょうか?
不確実なことがたくさん起こる今の時代、「自分で自分を幸せにできる」ってとてもしなやかで、気持ちのいい生き方のような気がします。
「孤独美人」にピンときた皆さん、ちびどらさんのブログ「CHIBIDOLIFE」やツイッターを、ぜひのぞいてみてください。