外出自粛やテレワークの恩恵? 意外なお店を近所で見つけられる喜び
外出自粛やテレワークの普及で世の中、家にいることが推奨される雰囲気になっていますね。
「最近、行動範囲が狭くなってる」と感じる皆さんもいらっしゃるのでは?
でもこれ、地元を再発見できると思えばいい機会かも。
特に、家の近所にある飲食店巡りは意外と楽しいのです。
遠くばかりに向けていた目線を近場に移すと、今まで見えなかったものが見えてくる、そんな感じ(大げさ?)
休日だってお昼は食べるわけなので、たまにはチェーン店だけでなく、ご近所のお店に足を踏み入れてみましょう。
家の近所に謎のお店って、ありませんか?
あなたの家の近所にも、派手なチェーン店の看板の陰で、ひっそりと開いている謎のお店、ありませんか?
「そういえば昔からあるけど、いったい何のお店?」
「お客がいるところ見たことないけど、ほんとにやってるの?」
「暖簾は出ているけど曇りガラスで、中の様子が全く見えない」
ぱっと見“得体のしれないミステリアスな飲食店”は、きっとあなたの家の周りにもあるはずです。
ちょっと、そそられませんか?
そういうお店こそ、あなたのご近所グルメスポットなのかもしれませんよ。突撃あるのみです。
どんな雰囲気か、何がいくらで食べられるのかわからないドキドキ感
チェーン店の最大のメリットって、「安心感」だと思います。
どこで食べても同じ手ごろな値段で同じ味、マニュアル化された一定レベルの接客というのはすべて、安心感につながりますね。
そもそも何が食べられるのかがハッキリわかるというのは、最大のメリットです。
一方、個人経営のお店はそうではないこともしばしば。
その店のことを知らなければどんなメニューがあって、いくらで食べられて、果たして旨いのか。
どんな店主がいて、どんな雰囲気の店内で、どんなお客がいるのか。
すべてが謎。
そんな店に丸腰で飛び込んでいくのは、出口の見えないホラーハウスに足を踏み入れるようなものです。(お店の方、すみません)
でも、それがいいんです。
いつもと同じチェーン店ではなく、入ったことのない得体のしれない個人経営のこじんまりとしたお店。
そこに飛び込むことは、ちょっとした非日常体験です。
「入ってみたら意外と店主が優しかった」
「素朴な味が妙においしかった」
「お客が少なくて、密が避けられる」
など、ドキドキしながら挑んだ分、意外な発見やちょっと得した気分になることがあるのです。
万一ハズしても、それはそれで思い出になります。
意外と頼りになるFacebookのご近所グループ
地域によって異なりますが、Facebookには結構、地元めしの情報をシェアしあうグループがあったりします。
「〇〇市ご当地グルメ」「〇〇町ラーメン愛好家の集い」など。
Facebookを見ていると、そんな情報が流れてくることありませんか?
そのグループに参加してみると、意外にもグッドな地元のお店がたくさんあることに気づかされます。
「車でよく前を通るあの店、うどん屋だったのか」
「この金額でこのボリューム、やばい」
「こんなところに意外な人気店があったとは」
など、見ているだけでも楽しいですし、「今度行ってみよう」という気にもなってきます。
もちろん食べログなどのグルメサイトもいいのですが、なんとなくFacebookページの方が投稿した人との距離感が近い気がします。
いきなり知らない店に入るのがかなり抵抗ある人、そもそもどんなご近所グルメがあるのわからない人は、まずは情報収集をしてみるのがおススメです。
自分が行ったお店の情報をシェアすれば、交流も深まるってもんです。
ご近所グルメ巡りは、地元応援にもつながる
通常時でも個人経営のお店は経営が大変なわけですが、コロナ禍にあってはより一層厳しい状況にあるというのが実情でしょう。
営業時間を調整したり、テイクアウトを始めたりと、生き残りをかけてさまざまな創意工夫しているお店も星の数ほどあります。
地元グルメ巡りは、そんなお店を応援することにもつながります。
コロナが収まった暁には、行きつけのお店が増えることにもなるかも。
ご近所グルメ巡りはちょっとした冒険感覚で楽しめます。
誰かを誘うと失敗した時痛いですが、一人だったら気兼ねなく行けますよね。
「おもしろい店だった」なんて体験できるかもしれませんよ。
延々と続くテレワークに飽きてしまったり、何も予定がない休日だけどお腹は減っているなんていう時、ちょっとした非日常体験も一緒に味わえるご近所グルメ巡り、いかがでしょうか?