とーっても空いた水族館なので、ひとり水族館には最適
昨年7月、都市型水族館として川崎駅のすぐ近くにできた『川崎水族館(カワスイ)』。
都市型の水族館と言うと、池袋のサンシャイン水族館や品川のアクアパーク品川などを思い出すのですが、川崎に。。。ということで、オープンから時間はたちましたが、ひとり水族館しようと行ってまいりました。
ほんとに駅のすぐ脇にある
カワスイがあるのは、JR川崎駅に隣接する『LeFRONT(ルフロン)』という商業施設の中。
「この商業施設、けっこう古いよな。たしかオープン時には丸井が入っていたような。。。」といううっすらとした記憶を思い返しながら、エントランスのある10Fに向かいます。
10Fに着き、エレベータを降りると、ガラ~ン。
チケット売り場があるのですが、だれーもいない。。。月曜日とはいえ、これは。。。
「これ、やってるの?」
と思いながら恐る恐るカウンターに近づくと、無事にチケット買えました。
大人2,000円なり。
チケットを握りしめて入場口へ。
まずは抑え目の展示から
最初にあるのはプロローグゾーン。
天井のプロジェクターから魚や鳥の映像がランダムに壁に投影されています。
やっぱり人がいない。。。
歩いていくと、次は多摩川ゾーン。
川崎という事で一番身近な川ということなのでしょうが、ちょっと地味な気が。。。
ここでふと気づく。
水族館によくあるような解説パネルが見当たらない。
さほど魚に詳しくもないので、その水槽にいるメンバーたちの名前がわからない。。。
と、水槽脇にQRコードが。
これをスマホで読み取ると、魚の解説が読める仕組みでした。
また専用アプリをダウンロードすると、水槽にスマホをかざすだけで、その魚をAIが識別して解説を読むことができるという仕掛け。
ハイテクです。
が、都度それをやるのはちょっと面倒です。
バックヤードツアーは別料金
館内では女性スタッフが、バックヤードツアーの呼び込み中。
話を聞いてみると、カワスイ飼育クルーの案内で、普段見られない水族館の裏側を見ることができるのだとか。
所要時間は40分、なんでも暑い場所を歩くので水分補給しながら参加してくださいと。そんなに?
時間が結構長いのと、800円かかるということでしたので、今回はご遠慮させていただきました。せこくてすみません。
しばらく続く熱帯系のゾーン
多摩川ゾーンの後は、オセアニア・アジアゾーン、アフリカゾーンと続きます。
魚に詳しくはありませんが、珍しい魚なんだろうなということはわかります。
まったく動かないカワセミがいたり。
じっと見つめあいました。
水族館ですが、サルもいます。
導かれるままに9階に降りると、そこは南アメリカゾーン。
ここにある巨大な水槽は圧巻です。
背景にある川の映像と合わさって、まるでその川べりに実際にいるような感覚になれます。
しかもこの水槽、蓋が無い。
ちょっと手を伸ばせば捕まえられそうな距離でたくさんの小さな魚が泳いでいます。
かなり思い切った展示です。
前のめりになりすぎて、スマホを落とさないように注意です。
自分的メインはここかな、アマゾンゾーン
最後のエリアとなるアマゾンゾーンに入ると、魚たちのサイズが一気に巨大化します。
やはりアマゾンは、魚たちの楽園なんでしょうね。すくすく大きくなって。
その先に、いました。カピバラ3人衆。
やっぱり癒される~
一匹は水場に浸かって動かず。
その後ろで待つ二匹目も動かず。
更にその後ろで待機する三匹目も動かず。
まるで銅像です。
でも、ずっと見ていられます。
家で飼えないかな~、カピバラ。
本当ならナマケモノもいるらしいのですが、残念ながら見つけられませんでした。
隠れて怠けていたのでしょう、きっと。
結論。カワスイはひとり水族館に最適
突っ込みどころはあるものの、カワスイはひとり水族館には最適でした。
なにしろ空いていて、気になる魚やカピバラを気兼ねなく、好きなだけ見ていられるのが最高です。
(経営的には良くないと思いますが)
平日休みの皆さんなら特に、水の世界に好きなだけ浸れます。
駅のすぐ近くというのもいいですね。
夜はまた違う演出があるようなので、会社帰りに癒されたい時にもおススメです。