裏鎌倉に誕生した、謎のお店をご紹介
今や一大観光地となった、鎌倉。
休日・平日問わず訪れる人がとても多い人気スポットです。海外の方も多いですよね。
歴史を感じられるお寺などはもちろんのこと、数多くの飲食店も日々変化を遂げていて、ユニークなお店が次々と誕生するのも鎌倉の魅力。何度行っても飽きません。
そんな鎌倉にまた一つ、ちょっと謎めいたお店が誕生しました。
鎌倉 裏小町通りに出現した、謎のお店とは?
そのお店は今年9月、鎌倉 裏小町通りと呼ばれるエリアにひっそりと誕生しました。
お店の名前は「きつねの食卓」。
「独自の創作料理とキャラクターで訪れる人々を魅了するお店」として、平日限定でオープンするお店です。
出迎えてくれるのは、きつねのお面をかぶったオーナー
このお店の一番の特徴はシェフの出で立ち。
シェフはきつね(お稲荷様)が大好きで、時にはきつねのお面をかぶっています。
こちら、ウケ狙いのコスプレではありません。
このお面には、シェフの思いが込められています。
(どんな思いかは、後ほどご紹介します)
はじめて入るとちょっとびっくりしてしまいますが、鎌倉散歩のユニークなアクセントになりますよね。
特に外国の方には受けそうです。
なんでもきつねシェフは10代の頃、大雨後の丹沢山系で夜中にきつねの嫁入りの長い行列に遭遇したことがあるとか。
その時のエピソードも聞けるかも。
独創的な創作料理を楽しめる
きつねシェフが作り出すのは、独創的な創作料理。
従来の海鮮料理からひとひねりを利かせたメニューです。
まずは「鎌倉ボール」。
地元のシラスをチーズに挟み込んでカラッと揚げた鎌倉ボールは、地元の新鮮なシラスと濃厚なチーズのハーモニーを楽しめる一品。
店内ではもちろん、鎌倉散歩のお供としてもテイクアウトで楽しめます。
「おまかせ地魚海鮮丼」は、湘南地魚とマグロの中落等、季節のこだわりが詰まった海鮮丼です。
また豚バラ肉の焼肉、新鮮生野菜、シラスが盛り付けられた「釜揚げシラスと焼き肉丼」は、お腹がすいているときにぜひオーダーしたい、魚と肉を一緒に味わえる食べごたえ満点のメニューです。
使っているシラスはサイズが細かい子筋というシラスで、中目 粗目などより柔らかな高級品。こだわりが感じられます。
このほか、要予約にはなりますが「朝取り鮮魚の海鮮ミニ懐石」「手焼き鯖寿司」など、きつねシェフによる創作料理を楽しむことができます。
カウンター席もあり、ひとりでも入りやすい
きつねの食卓は、小町通から少し脇に入った建物の2階にあるこじんまりとしたお店です。
店内にはテーブル席のほかカウンター席もあるので、鎌倉散歩の食事スポットとしてふらっとひとりでも入りやすい雰囲気。
おひとりさま歓迎のお店です。
きつねシェフに話を聞いてみた
今回は、この謎めいたお店をオープンしたオーナーでもあるきつねシェフに、お話を伺いました。
「鎌倉にお店を出そうと思われたきっかけは何だったのでしょうか?」
私は横浜で生まれ育ったのですが、鎌倉や湘南は生活 遊びの拠点でした。
地域を良くわかっている事と、旅行者の多い鎌倉で美味しいものを皆さんに食べて頂きたいという思いで出店しました。
「きつねのお面をかぶっているというのはなかなかなのインパクトですが、これにはどのような思いが込められているのでしょうか?」
このきつねのお面は稲荷様のお面で、自分自身の守り神でもあります。また鎌倉の佐助稲荷神社への参拝目的で観光に来られるお客様もおられるので、縁起もよくお客様に喜んでいただくため身に着けています。
「どのようなお客様が多く来られていますか?」
カップルから一人旅中の女性、外国の方などいろいろな方にお越しいただいています。縁起を担いで来られる方もいらっしゃいます。店舗ビルがノスタルジックな昭和ビルのため、エモさを求める方や、店舗下看板のメニューをみておいしそうだったから入店したお客様、きつねに惹かれてきましたとおっしゃるお客様もいらっしゃいました。
「聞いたところによると、きつねシェフは占いもされるということですが、こちらのお店でも占いはされるのでしょうか?」
まだ未定ですが、今後時間が空いたタイミングなどで占いも提供していければとは思っています。
「今後、お店をどのようにしていきたいとお考えですか?」
鮮度重視の海鮮料理を提供したいので、ご予約に力を入れて超新鮮海鮮のお店としてお客様に喜んでいただきたいです。
「では最後に、読者へのメッセージをお願いいたします」
自由に旅を楽しまれるお客様にお会い出来る喜び、食事をご用意させていただける喜び、お食事をお召し上がりになって満足いただける喜びを目指して、日々勤めています。
女性お一人も大歓迎ですので、鎌倉散策の際には、ぜひお立ち寄りください。
新しい鎌倉のグルメスポットとして誕生した「きつねの食卓」。
ひとり鎌倉散策の際に、きつねシェフに会いにいってみてください。
お店情報