名作が生まれた宿で文学の世界に浸る ホカンスにおすすめ越後湯沢の宿
東京駅から新幹線で1本、片道約80分で気軽にアクセスできる温泉地・越後湯沢。
川端康成の代表作「雪国」の舞台にもなった風情ある温泉地は、心身ともにリラックスできる街です。
まさにその名作が生み出された宿が、今回ご紹介する高半(たかはん)という宿です。
あの名作が生まれた温泉宿
高半は、”国境の長いトンネルを抜けると雪国であった”という美しい一節で始まる、川端康成の名作「雪国」が執筆された宿として知られています。
館内には作品に関する展示室など様々な見所があり、しっとりと文学の世界に浸れます。
自慢の100%源泉の湯
高半で楽しめるのは、循環・ろ過なし、100%源泉の温泉。
とき卵を入れたような湯花が咲くことから「卵の湯」とも呼ばれています。
女性浴場には露天風呂が付いていて、四季折々の風景を眺めながら入浴できるのも嬉しいポイント。
とろとろの湯ざわりが心地良く、心身ともにリフレッシュできますよ。
文学の世界に浸れる館内
宿そのものは建て替えられていますが、川端康成が昭和9年の晩秋から3年にかけて滞在したといわれている「かすみの間」は、当時の旅館の趣をそのままに大切に保存されています。
宿泊者は無料で⾒学することができます。
横にはシアタールームがあり、映画「雪国」の上映などもされています。
書斎のようなライブラリーには数百冊の本があり、ゆったりと文学の世界に浸れます。
情緒を感じる純和室
高半の客室は全34室で、旅情あふれる和室です。
高層階の窓からは越後湯沢の街並みや雄大な「谷川連峰」が広がっていて、旅情がかき立てられます。
落ち着いた静かな純和室で、しっとりとひとり時間を過ごすことができますよ。
地元の食材を活かした和食
川永農園産 特A級 南魚沼産コシヒカリのお米を、昔ながらの釜炊きで提供してくれます。
”ふっくらもっちり”に炊き上がる美味しいお米は、この宿ならでは。
そんなおいしいごはんによく合う魚沼産の川魚や、日本海の魚介類が揃います。
野菜はできる限り地域の食材を使用して、こだわり抜かれた食材を農家から直接仕入れています。
海・山・里の恵みを楽しめる和食中心のメニューです。
ひとりで宿泊した女性の感想
十数年ぶりにスキーをしたい! と、東京から新幹線で行ける越後湯沢を選びました。
「雪国の宿 高半」は、JRのツアープランにある宿の一つで、越後湯沢駅やスキー場と宿との送迎がある点、文豪川端康成が名著「雪国」を執筆した宿であるという点にひかれ選びました。
1月の訪問だったので、玄関口に門松が飾られており、雪をかぶった外観は大変風情がありました。
館内は、書籍がずらっと並ぶ図書ラウンジや、川端康成の資料館があり、あたたかみのある広々とした空間。
和室の客室やお風呂、食事処からも雪の積もる様子を眺められ、ゆっくりとした時間を感じられました。
高半では、昔ながらに釜炊きした南魚沼産コシヒカリを夕食・朝食でいただけるのですが、このご飯(白米)が絶品! ふっくらと甘く、3杯・4杯とおかわりしてしまうほど美味しかったです。
朝食ビュッフェでは、ドリンクの中に日本酒『八海山』があり、朝夕通じて、南魚沼の水やお米の魅力を感じる食事をいただけました。
今回はスキーが目的でしたが、館内は資料館や図書ラウンジに加え、露天風呂やシアターもあり、宿の滞在をメインにしたいくらい充実しています。
(あこさん 31歳)
文学の世界に浸れるひとり旅の宿
文学の歴史を感じられる高半。
落ち着いた和室でくつろぎながら、ゆっくり読書を楽しむ贅沢なホカンスなんていかがでしょう。
雪国の宿 高半の情報
※写真はイメージです。
※宿泊プランなどが変更となっている場合がありますので、詳しくは公式情報をご確認ください。
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