ゆったりしたひとり時間が過ごせる、大阪 おひとりさま専用・歓迎の喫茶店3選

大阪にもある、ひとり時間を過ごしたいあなたのための、とっておきの喫茶店

以前【ソロドキ】で公開した、ゆったりしたひとり時間が過ごせる、おひとりさま専用、会話禁止の喫茶店6選【東京】の記事は意外にも、長らく読まれる人気の記事になっています。
みなさん、ひとりになれる場所を求めているんですね。

そんな反響を受けて今回は、大阪にあるおひとりさま歓迎の喫茶店をご紹介したいと思います。
どちらも、店主のこだわりのつまったお店。
本当に一人になりたいとき、ひとり時間を過ごしたいときに伺いたいお店たちばかりです。

サティトズ テーブル ワークス

サティトズ テーブル ワークス インスタグラムより

「必要以上に飾らずシンプルで、毎日食べても飽きない味」をコンセプトとしたアメリカンケーキを楽しむ事ができる、大人のための隠れ家カフェ。
天満橋の裏通りにひっそりと佇んでいるこのお店は、アメリカに留学経験があるオーナーパティシエである寺川さんが1人で切り盛りしています。

サティトズ テーブル ワークス インスタグラムより

カフェを利用するには会員登録をして、予約する必要があります。
更に人数調整のため、会員登録できる期間も限られています。
ですがこのひと手間を潜り抜けた先には、ゆったりとしたひとりカフェ時間が待っています。

サティトズ テーブル ワークス インスタグラムより

甘いイメージのあるアメリカンケーキですが、材料の組み合わせ、スパイスやお酒の使い方がとても新鮮で、美味しいものがたくさんあるとのこと。
甘さを抑えた大人向けのデザートを楽しめます。

カフェの営業は毎週金曜、土曜、日曜の3日間のみ。
週末、ひとり時間に浸りたい時に訪れたいお店です。

自分時間

自分時間 インスタグラムより

大阪市東成区の商店街に2024年3月にオープンしたのが、おひとりさま専用喫茶店「自分時間（じぶんじかん）」。
「ひとりで静かに過ごす、おとなの休憩所」がコンセプトのお店です。
席は全部で7席で、こじんまりとした落ち着いた空間です。

自分時間 インスタグラムより

大正・昭和ロマンをコンセプトとした店内には、味わい深いヴィンテージ家具が並べられています。
椅子はほぼ一点もので、オーナーが一目ぼれした1930年～40年代のイギリス製のものを中心にセレクトされています。
行くたびに違う椅子に座ってみる楽しみもありますね。

自分時間 インスタグラムより

提供されるスイーツは抹茶系とチーズ系がメイン。
メニューは、こだわりのつまった月替わりの1種のみです。

午後のひと時、スマホは置いてゆったりとしたひとり時間を過ごすのもよいのでは？

ホンのジカン

ホンのジカン インスタグラムより

おしゃべりは最低限、本を読むための空間。
「心地よく本が読める空間が欲しい」という店主の思いからできたお店で、読書や考えごとに没頭したいおひとりさまにぴったりのスポットです。

ホンのジカンがあるのは大阪メトロ中央線緑橋駅から徒歩約2分、大正時代に建てられたという築100年以上の町屋をリノベーションした町屋再生複合施設「燈（あかり）」の2階です。
その雰囲気からして、非日常感がたっぷりです。

ホンのジカン インスタグラムより

窓際の光が差し込むカウンター席、ひとり用のテーブル席など、雰囲気が異なる座席を気分で選べます。

店内の本棚には約400冊の本がずらり。もちろん閲覧自由です。
本の持ち込みもOK。
ですが、必ず読書をしなければいけないわけではありません。
座席の目の前にある水槽を眺めてみたり、物書きをしたり、何もせずポーッとしたり、存分に自分の時間に浸れる空間です。

ホンのジカン インスタグラムより

「ホンのジカン」はワンオーダー制で、90分ごとに追加オーダーまたは、席代500円を支払えば何時間でもいられます。
人気のドリンクはコーヒー。
店主が選んだその時期で一番おいしい豆を浅煎り、中煎り、深煎りから選んでいただくことができます。
アイスコーヒーやアイスカフェオレは、時間が経ってもおいしく飲めるようコーヒー味の氷を使っているこだわりようです。

なんにもしないカフェでの自分時間、たまには良くないですか？

ご紹介したお店はどちらもある意味、クセのあるお店です。
ですがそのクセがあることで、ゆったりとした静かな空間が守られていることは確か。
その恩恵を感じつつ、“ひとりだけど独りじゃない”心地のいい時間を過ごしてみてください。