江戸時代末期創業の渋い甘味処 東京 ひとりカフェにおすすめのお店
甘味処 初音の雰囲気や印象は?
日銀本店や三越のある日本橋から東に1kmほどの人形町は、下町情緒が随所に残る町です。
江戸時代、人形町には歌舞伎や人形芝居の小屋が何軒も建っていました。
芝居小屋の周りには人形師や人形のお店などが集まり、それが町名の由来になったんです。
粋な江戸っ子たちはお芝居を見たあとはお茶屋さんに寄りました。お茶屋さんで食べるものと言ったらもちろん甘味ですよね。
あんみつはまだ無い時代ですが、餅やえんどう豆に蜜を掛けた食べ物などを当時の人は食べていたみたいです。
甘味処 初音は江戸末期の天保八年に人形町にオープンしました。
初音という店名は歌舞伎の義経千本桜に出てくる「初音の鼓」に由来するそうです。
今も人形町の近くにあるお芝居の明治座や水天宮参りのお客さんで賑わっています。
料理・メニューはどんな感じ?
日曜の午後、浜町中の橋から水天宮の方へと散歩して行く流れでお店に行きました。
ショーウィンドウ横の小さな扉を開けて店内へ。焦げ茶色の木製の四角いテーブルと椅子は昭和のたたずまいのままです。
一番奥の席でフルーツ蜜豆をいただきました。
杏や黄桃など盛りだくさんのフルーツに求肥が添えられていて、昔ながらの懐かしい味でした。
初音は杏あんみつや氷あんずなど、杏を使ったメニューが多いのが特徴です。
一人で過ごす時のおすすめポイントは?
テーブルが合計6卓と店内は広くはありませんが、銀座や浅草に比べると人形町は穴場なので一人でも入りやすく落ち着けます。
東京駅からも歩いて20分程なので日本橋や兜町あたりを散策したついでに訪れるのもいいと思います。
サービスで出してくれる煎茶も美味しくて、無くなったら注いでくれるのも嬉しいですね。
ひとりごはん度チェック
ひとりごはん度 | ★★★★☆ |
店内の賑やかさは? | 適度に静か |
席のタイプは? | テーブルのみ |
隣の席との距離は? | 一定の距離がある |
どんなお客さんが多い? | 女性グループ客 |
タバコは? | 禁煙 |
店員さんの雰囲気は? | 適度に親切 |
長居はできそう? | 難しそう |
女性 41才
甘味処 初音の情報
住所 | 東京都中央区日本橋人形町1-15-6 |
最寄り駅 | 東京メトロ 水天宮前駅・人形町駅 |
営業時間 | 12:00〜17:30 |
定休日 | 月曜 |
電話 | 03-3666-3082 |
ホームページ | 甘味処 初音(twitter) |
※メニュー・サービス内容・価格・営業時間などが変更となっている場合がありますので、詳しくは公式情報をご確認ください。