夏目漱石の作品・世界に触れられる静かな空間 東京 ひとりになれる場所
漱石山房記念館の雰囲気や印象は?
新宿の早稲田にある漱石山房記念館。東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩10分前後という立地にあります。
大通りから脇道に入るところに道案内のネコちゃんが待っててくれます。所々に道案内の看板があるのですが、そこにネコちゃんが描かれているのです。なんともかわいらしくホッコリした気分にさせてくれます。
大通りは車や工事の音が忙しなく響いていますが、一角脇道に入ればとても静かな場所。坂道が多く木々が茂っていて木漏れ日が心地よかったことを覚えています。
小学校があったり子どもが遊んでいたりなどの風景が見られ、とても親しみのある路地でした。
夏目漱石の生誕の地ということで、街全体がこの場所を愛しているんだなあということが伝わってくる印象でした。
一人で過ごす時のおすすめポイントは?
ここをおすすめする理由は『夏目漱石の歴史・文学に触れることができる』という点です。
時代を超えて愛される作品や夏目漱石の人柄から学ぶことは多く、知識や人間力を磨くことができます。教養を深め、広い視点を持てるところがとても好きです。
晩年の夏目漱石が理想としていた心境に「則天去私」という言葉があります。私心を捨て自然に身をまかせる、という意味でとても共感できる言葉だなあと思いました。今では私の心の支えになっている言葉の1つです。
記念館にはカフェが併設されています。
SNS等で話題になっているのが「空也のもなか」です。夏目漱石のデビュー作「吾輩は猫である」のなかに空也のもなかが出てきます。夏目漱石ファンにはたまらないですね。
私はほうじ茶とのセットでおいしくいただきました。
好きな本を持って行ってゆっくり文学と向き合う時間なども素敵ですね。ちなみにバターケーキも人気とのことでした。また行きたくなる、そんな魅力的な場所です。
女性 44才
考えてみると夏目漱石の作品って、小学生の時に読んで以来。。。大人になって新ためてその世界に触れると、人生の教訓になる発見があるかもしれませんね。
猫好きにもたまらない場所になる?
漱石山房記念館の情報
住所 | 東京都中野区中野4-10-2 |
最寄り駅 | 東京メトロ東西線「早稲田駅」 |
開館時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
休館日 | 月曜日(ただし月曜日が休日の場合は、直後の休日でない日) 年末年始(12月29日~1月3日) その他設備維持のため等の臨時休館日 |
観覧料(通常展) | 一般300円、小・中学生100円 |
電話 | 03-3205-0209 |
ホームページ | 漱石山房記念館 |
※施設内容・開場時間などが変更となっている場合がありますので、詳しくは公式情報をご確認ください。