シャチのショーでずぶ濡れになりながら、ひとり水族館を満喫

ひとり水族館 須磨シーワールドみんなのソロ活体験

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初のひとり水族館は、想像以上に楽しめました

長年「スマスイ」として子供からお年寄りまで、幅広い世代から愛されてきた須磨水族館が惜しまれつつ閉館して1年。
ついに今年6月「神戸須磨シーワールド」として、リニューアルオープンしました!

早く行ってみたくてウズウズしていましたが、ついに先日ひとりで行ってまいりました~!

さよならスマスイ・・・初めまして須磨シーワールド!

ひとり水族館 須磨シーワールド

須磨シーワールドは兵庫県神戸市にあります。

水族館だけでなく、目の前は海水浴のできる海が広がり、その周辺にはおしゃれなカフェが並んでいます。
また、真横には須磨シーワールドホテルというオフィシャルホテルまで備えた大型リゾートに変身しました。

大人の入館料が、リニューアル前の3倍近くに上がっていると聞きとても驚きましたが、次第にその価値があるのか確かめたくなり、この日、やっと訪れることが出来ました。

須磨シーワールドの見どころは何といっても、全国で限られた水族館でしか見ることのできないシャチです!

まずはイルカショーを間近で堪能!

ひとり水族館 須磨シーワールド

さっそくシャチに会いに行こうと思いましたが、時間的にイルカショーの始まる時間が近かったので、まずはイルカショーの会場へ向かいました。

この日は連休のど真ん中。
予想はしていましたが、イルカショーを行うドルフィンスタジアムは、すでに多くのお客さんで埋め尽くされていました。

立ち見も覚悟しましたが、よく見るとひとり分の席がいくつか残っていました。
ひとりだと、こういう時にスッと席が見つかるのがいいですね。

ひとり水族館 須磨シーワールド

ちょうど4列目の席があいていて、イルカたちのパフォーマンスが身近で楽しめる上に
水しぶきがかからない絶妙な場所に座ることが出来ました!
こんな近くでイルカショーを見るのは初めてです!

音楽に合わせて楽しそうにジャンプや演技をするイルカたち。
特にイルカ一頭一頭の声を順番に聞ける場面があり、かわいらしい声がとても印象的でした!

ひとりだからこその贅沢時間!自分のペースで館内巡り

イルカショーを満喫した後、館内をぐるっと回ることにしました。

さすが連休中とあって、館内も結構な混雑。
でも、ひとりだからこそ自分のペースで気ままに回ることができるので、焦らずに楽しむことにしました。

まず目を引いたのが、川魚のいる大きな水槽。
水草が波に合わせてゆらゆらと揺れていて、その中を魚たちが気持ちよさそうに泳いでいました。

水の中なのに草原を見ているような、 なんだか不思議な魅力があり、しばらくその場でぼーっと見入ってしまいました。

色とりどりの海の魚たちが泳ぎ回る【トロピカルライフ】ゾーンも魅力的でしたが、特に気に入ったのは、クラゲの水槽がいくつも並ぶ【クラゲライフ】ゾーンです。

ひとり水族館 須磨シーワールド

水槽の中を、ふわりふわりと漂うクラゲたちの姿を見ていると、時間が過ぎるのも忘れるほどの癒しがあります。
光を浴びて透明な体が幻想的に輝く神秘的な様子とその空間に惹かれ、館内を全て見て回った後、もう一度足を運んでしまいました。

こんな風に誰にも気を使わず、好きなように動けるのも、魚の展示解説をじっくり読んで楽しめるのも、ひとりで来ているからこその醍醐味ですね!

途中で小腹がすいたので、フードコートに立ち寄ることにしました。
ちょうどおやつ時で混雑していたのですが、これもまた、ひとりだったおかげで席がすんなり確保できました。

今回は利用しませんでしたが、大きなシャチのいる水槽を眺めながら食事できるレストランや、外の広場にはキッチンカーなども出店しており、どちらも賑わっていました。

ついに待望のシャチのショーを観覧!

先ほどのイルカショーもかなりの混雑だったので、少し早めに、と思い30分前にシャチのショーが行われるオルカスタディアムへ向かいましたが、もうすでにほぼ満席!!!

ところどころ空いているひとり席も、水しぶきがかかるずぶ濡れゾーンにしか見つけられませんでした・・・。

とはいっても、私が座ったのは前から9列目の席。
「ここならそこまで濡れる事はないだろう」
と、水に備えてカッパを購入する周りの観客を横目に、何の準備もせずウキウキながらショーが始まるのを待っていました。

ひとり水族館 須磨シーワールド

待っている間もシャチの様子を楽しむことができます。
やっぱりイルカに比べてめちゃくちゃ大きい!
その大きさに圧倒されます。

そして、ついにシャチのショーが始まりました!
まず、最初のパフォーマンスは・・・?!

なんと、観客への豪快な水かけでした!!!

トレーナーが持つ棒の合図に合わせて、シャチが勢いよく尾びれを振り、こちらに水をかけてきます。
その激しさといったら、まさに容赦なしです。
観客席は盛り上がりを通り越して
「ギャーーーーー!」と悲鳴が
上がるほどでした。

水対策を全くしていなかった私は、当然のごとくずぶ濡れです。
ワンピースのスカートが手で絞れるほど、水浸しになりました。

ショーが始まって3分後でこの状態・・・
このままでは終わるころにはメイクが全部落ちているのでは?と不安になり、急いで唯一持っていたハンカチを取り出し、必死で顔を守りながら、その後もシャチの大きな体を活かしたダイナミックなパフォーマンスの数々を、水しぶきを浴びつつ観覧しました。

ひとり水族館 須磨シーワールド

大迫力のシャチのショーが終わるころには帽子も髪も、結局顔までびしょ濡れになりましたが、ここまで濡れると、なんだかどうでも良くなり笑えてきました。

天気も良い日だったので、
「そのうち自然に乾くだろう。」
と気楽に考え水族館を後にすることにしました。

ひとり水族館のススメ

今回初めて、ひとり水族館を体験しましたが想像以上に楽しかったです!

ひとり水族館の一番の魅力は、なんと言っても
「自分のペースで楽しめること」ですね。
誰にも気を使わず、好きな展示にどれだけ時間をかけてもいいし、逆にサクッと見て回りたい時はそのまま進める。

今回も、シャチのショーを間近で見てびしょ濡れになったけれど、そんなハプニングもひとりだからこそ気にせず笑い飛ばせました。
誰かと一緒だと、自分は楽しんでいても相手はどうだろう?と反応を気にしてしまう事もありますが、ひとりだとそんな気遣いがいらないのが良いですね。

家族やカップルの多い水族館にひとりで行くなんて、最初はちょっと寂しいかも?なんて思っていたけど、実際にやってみると全くそんなことはなく、むしろ自由で気楽でした。

そして、リニューアル後の入館料についてですが……
正直、3倍の価値があったかどうかは微妙かもしれません。
でも、新しい展示やシャチのショーはやっぱり見ごたえがありましたし、ひとり時間を満喫できたので個人的には満足です。

これからもまた、ふらっと水族館に足を運んで、ひとり時間を満喫してみたいなと思いました。
ひとり水族館、ぜひ皆さんにもオススメしたい楽しみ方です!


この記事を書いた人
あゆみ
兵庫県在住の40代主婦。
甘いものと手芸が大好き!
最近は趣味でエレクトーンを始めました。
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