日本百名山にひとりで登ろう!中禅寺湖を見下ろす「男体山」でソロ登山

ソロ登山 ひとり登山 男体山みんなのソロ活体験

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山から見る風景を独り占め。ソロ登山って気持ちいい

私が登山にはまったのは、約5年前。
尾瀬をハイキングしているテレビ番組を見て、行ってみたいなと興味を持ったのがきっかけです。

それが今では、ソロ登山するようにまで成長(?)しました。
今回はそんな私のソロ登山体験を少し、お話します。

ソロ登山をはじめたきっかけ

ソロ登山 ひとり登山 男体山

登山に興味を持った私はまず、登山を学ぶためにスクールに入り、卒業後はハイキングサークルに入りました。
ハイキングと名前がついていますが、実際は登山をする人たちの集まりで、不本意ながら低山の登山に参加していました。

しかし、仲間がどんどんとレベルアップしていき、それに引っ張られるような感じで、雪山にチャレンジし、小屋泊にチャレンジし、テント泊にチャレンジし、どんどんハマっていった次第です。

山トモ(山友達の略)も増えていき、今では月に4~5回、仲間との登山を楽しんでいます。

気の合う仲間との登山は、最高!
でも、ときには「ひとりでじっくりと山に向き合いたいな」と思うときも。。。

そこで始めたのが、「ソロ登山」です。

でも、女性が「ひとりで山に登る」って、危険なイメージがありますよね。
そんなときにおすすめなのが、「日本百名山」でのソロ登山です。

ソロ登山で「日本百名山」をすすめるワケ

「日本百名山」と聞くと、敷居が高そうな印象を受けませんか?

でも、長野県の「霧ヶ峰」や茨城県の「筑波山」など、車やロープウェイを使えば、1~2時間で登頂できちゃう山もあるんですよ。

そして、ソロ登山に日本百名山をおすすめする大きな理由は、「ほかにも登山者がいる」というところ。
「ひとりがいい」って思っていても、山にまったく人がいないと結構不安になります。。。

周囲に人がいるって、大きな安心材料なんですよね。

さらに、登山者が多い分、登山道が整備されているところも魅力です。

もちろん、日本百名山だからといって、危険がないというワケではありませんが。

今回は、「男体山ソロ登山」を楽しみます

ソロ登山 ひとり登山 男体山

今回私が選んだのは、日本百名山のひとつ「男体山」。
栃木県の中西部、日光市街地からいろは坂を登った先にある中禅寺湖の北岸にある山です。

私は自家用車で行きましたが、東京方面から来るときにネックになるのが「いろは坂」。
秋になるとテレビでよく報道されている、紅葉の名所です。
「あのクネクネした道を登るのが不安…」という人もいますよね、きっと。

そんな場合は、電車やバスを利用しても行くことができます。
JR・東武、どちらも日光駅から、路線バスが出ています。
片道約50分の「二荒山神社中宮祠」バス停で下車すると、登山口まで徒歩1分とアクセス抜群です。

私は、「日光男体山・登山者専用駐車場」に車を停めました。
第一駐車場と第二駐車場は料金無料で、80台ぐらいの駐車が可能です。

登山前にトイレに行くのは必須

男体山は、山自体が信仰の対象。
そのため、山の中にトイレがありません。

男体山の標準コースは、登り4時間と下り3時間の合計7時間。
その間はトイレに行けないので、スタート前には必ずトイレに行っておきます。

ソロ登山 ひとり登山 男体山

日光二荒山神社中宮祠の赤い門をくぐると、すぐに本殿が。
そこで、登山の無事をお祈りしたら、受付を済ませます。

右手にある記入台で必要な情報を書類に記入したら、すぐ横にある社務所に持っていきます。

入山料は1,000円で、首から下げるタイプのお守りを頂けました。

なお、受付時間は午前6時から正午まで。
正午を過ぎると入山できないので、要注意です。

バリエーションに富んだルートを進むと。。。

日光はクマが多い地域。
とくにソロだと会話がなく静かなので、クマよけの鈴をつけてのスタートです。

男体山には1合目から9合目まで、目印の道標が立っています。
最初の急な階段を登り切ると、1合目の道標。

その後、3合目の道標までは、樹林帯の登山道を登っていきます。

この日も登山者の方が、たくさん。

「こんにちは!」
「男体山、始めてですか?」

なんて、知らない人と、挨拶したり会話したり。
「山が好き」っていう共通点があるから、初対面の人とでもけっこう会話が弾んじゃいます。

ソロ登山 ひとり登山 男体山

その後、アスファルト舗装道や岩場を過ぎると、6合目付近。
ここで振り返ると、眼下に中禅寺湖がバーン!

今日は富士山まで見えちゃってます!

山頂でもお参り

その後も、岩場やザレ場(こまかい小石や砂を敷いたような場所)などをこなしつつ、山頂に到着。
正面にある日光二荒山神社の奥宮で、手を合わせます。

ソロ登山 ひとり登山 男体山

そのあとは、「神剣」の見学。
右に進んでいくと、大岩のてっぺんに高さ約3.6メートルの神剣が立っています。
ここで、写真をパシャリ!

さらに、少し戻って、男体山の山名板もパシャリ!

お楽しみのコーヒータイム

ソロ登山 ひとり登山 男体山

山頂はとても広いので、混雑知らず。
景色のよい場所を見つけたら、マットを広げてコービーブレイクの準備です。

持ってきた登山用ガスバーナーを使って、ドリップ式のコーヒーを丁寧に入れます。

眼下に広がる、中禅寺湖や戦場ヶ原。
すぐ近くには、日光白根山も見えます。

ものすごい速さで上昇し、形を変えていく雲を見ながらの、コーヒータイム。

やさしい湯気を立てるカップを両手で包み、仕事のことや家族のことも忘れて…
ただひたすら、景色に見入ります。

下山も慎重に

ずっといたい景色を見ていたいけれど、帰らないワケには行きません(笑)
下山を開始します。

実は、山での事故やケガは、下山時に起こることが圧倒的に多いのです。
登りよりもさらに気を引き締めて、慎重に下って行きます。

「ひとりで山に登る」って危険そうですが、登る山を選べば、リスクも小さくできます。
ソロ活での登山を検討中の方、ぜひ「男体山」でのソロ登山にチャレンジしてみてくださいね。


この記事を書いた人
Saku
日本で海外で、ソロ活を楽しむワーキングウーマン。
子育て一段落後に、ソロ活を復活。
ビビりのくせに、好奇心の高さは天下一品。
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