一人で楽しむ夢の世界!ムーミンバレーパーク&あしかがフラワーパークでバスツアーデビュー

ソロ活体験 ひとりバスツアー ムーミンバレーパークみんなのソロ活体験

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行ってみたら満足感でいっぱい はじめてのひとりバスツアー参戦

「一人で旅行に行ってみたい。でも泊まりは少し不安だな……」
そんな考えから、一人で参加できる日帰りバスツアーに参加しました。今回は私のバスツアーデビュー体験記をお届けします!
出発前の不安、素敵な景色との出会い、思わぬ交流など、一人旅ならではの経験に心が躍りっぱなしの1日でした。
この旅で気付いた自分の新たな一面と、広がる世界への期待。
私の経験があなたの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

不安と期待が入り混じる出発前夜

カレンダーに丸をつけた日付が、ついに明日に迫っていた。
私の初めてのソロバスツアー、その行き先はムーミンバレーパークとあしかがフラワーパーク。
ドキドキする胸を感じながら、忘れ物がないかバッグの中身を何度も確認する。

「本当に一人で大丈夫かな……」
そんな不安が頭をよぎる。

これまでの旅行は、しっかり者の友人が移動手段や宿泊まですべて段取りしてくれたおかげで、私は基本ついていくのみ。最後まで何事もなく、無事に旅を終えられるのか正直不安だった。

でも日頃の忙しさから解放されて、自分だけの時間を過ごせる!そう考えると胸が高鳴り、ワクワクが押さえきれなくなる。
普段は仕事に追われ、自分の時間を持つことすら難しい。この旅行で、自分のための時間を過ごせる!

ネットで見た景色を思い出しながら、明日の自分を想像する。
ムーミンたちに囲まれて笑顔の私、色とりどりの花の中で深呼吸している私。
その姿を思い浮かべると自然と頬が緩んでくる。

「悩んでいても仕方ない、行こう!」と心に決めた瞬間、不思議と肩の力が抜けた。
未知の体験への期待が、今までにない高揚感となって全身に広がっていく。
明日の朝は目覚ましが鳴る前に、目が覚めてしまいそうな気がする。

バッグに小ぶりな日傘を追加し、天気予報を最後に確認。
ベッドに横たわりながら、明日出会えるかもしれない素敵な景色に思いを馳せる。
「きっと、いい1日になるはず」
そう信じて私は目を閉じた。

いざ、夢の国ムーミンバレーパークへ

日帰りバスツアーのため、出発は早朝。
普段なら絶対に起きられないであろう5時に、目覚ましが鳴る前に起床。
朝もやの中、集合場所の新宿に向かう私の足取りは軽やかだった。

バスに乗り込むと窓際の席に座り、期待に胸を膨らませる。
エンジンが鳴り、見知った新宿の街並みが少しずつ遠ざかっていく。

バスの中を見渡すと、意外にも様々な年代の人が乗っていた。
若いカップルや家族連れもいれば、中年女性たちのグループも。
彼女たちの楽しそうな会話が、車内に華やかな雰囲気を作り出していた。

「こんなにワクワクした気持ち、久しぶり」
仕事や人間関係のしがらみから解放され、心が軽くなっていくのを感じる。
窓の外の景色が次第に緑豊かになっていき、私の心も開放的になっていく。

ソロ活体験 ひとりバスツアー ムーミンバレーパーク

バスが埼玉県飯能市に到着すると、遠くに青い建物が見えてきた。
ついにムーミンの世界に足を踏み入れる瞬間が来たのだ。

入場すると、まるで絵本の中に飛び込んだ感覚になる世界が広がっていた。
ムーミン谷の再現度の高さにびっくり!青い屋根のムーミン屋敷、灯台、ニョロニョロの木々……あれ、私はいま北欧にいるのだっけ?とさえ思えてくる。

ソロ活体験 ひとりバスツアー ムーミンバレーパーク

周りの家族連れやカップルを気にせず、自分のペースでゆっくりと園内を歩き始め、まず向かったのはムーミン屋敷。
中に入ると、ムーミンファミリーの生活にお邪魔できる。
キッチンには美味しそうなジャムの瓶や調理器具が並んでいるし、リビングには暖炉。
二階に上がるとムーミンの寝室まで再現されていて、その細部までのこだわりに感動しつつカメラのシャッターを切りまくる。

ソロ活体験 ひとりバスツアー ムーミンバレーパーク

パーク内を歩いていると、スナフキンの帽子やリトルミイの靴下など、作品をよく知る人ならニヤリとするようなオブジェクトの数々。
それらを探しながらヘムレンさんの迷路で、ツリーハウスで遊ぶ子供たちを眺めながら森林浴をする。
ムーミンハウスカフェでは、ムーミンママお手製のパンケーキとベリージャムを頬張りながら、ムーミン谷の景色を眺める。

北欧の雰囲気漂う景色に囲まれ、ゆったりとした時間が流れる。
「一人で来て良かったー!」
そう思わず声に出してしまった。
誰に気を遣うこともなく、自分のペースで楽しみ細いところまで観察できる。
この自由さが、ムーミンの世界観をより深く味わえる喜びになっていた。
そう思える瞬間が、この旅をすでに特別なものにしていたと思う。

花々に囲まれて見つけた自分時間

ムーミンバレーパークの夢心地から覚めやらぬ中、バスは次の目的地・栃木県のあしかがフラワーパークへ。
到着して最初に気付いたのは、鼻腔をくすぐる圧倒的な花の香り!

園内に一歩踏み入れると、色とりどりの花々が視界いっぱいに広がっていた。
私がこのバスツアーに申し込んだ理由、実はこのあしかがフラワーパークで咲き誇る“藤の花”が見たくて申し込んだのだ。

ソロ活体験 ひとりバスツアー ムーミンバレーパーク

たくさんの花たちに囲まれながら進んでいくと、ついに出会えた黄藤!
藤の花のトンネルをくぐるたび、圧倒的な迫力に目を奪われる。
一つ一つは小さな花だけど、長く垂れた花房がとても優雅…。
美しさに感動するなんていつぶりくらいだろう?
この感動を誰かと共有したい衝動に駆られたが、すぐに「今は自分だけの時間!」と思い直す。

園内には花の美しさを引き立てるためだろうか、光の演出や花をモチーフにしたオブジェなど、どれも心を和ませてくれる。

ベンチに腰掛けて深呼吸をすると、花の香りが心の奥底まで染み渡る感覚がする。
普段の忙しさを忘れ、ただ目の前の美しさに身を委ねる。
「こんな贅沢な時間、いつぶりだろう」としみじみ。

ソロ活体験 ひとりバスツアー ムーミンバレーパーク

バラやツツジ、シャクナゲなど様々な花々が、色鮮やかな絨毯を織りなしている中でカメラを構えるが、全て収めることは難しいほどに広大な敷地。
マップも見ずに気の赴くままにウロウロしていると、一人旅の利点を実感していた。
誰かと一緒なら気を遣ってしまうような場面も、自分のペースでゆっくりと楽しめる。

ソロ活体験 ひとりバスツアー ムーミンバレーパーク

花々に囲まれたこの空間で、急かされることなく自分と向き合う時間は、日常では決して味わえない贅沢な経験だった。
「もっとこんな時間を大切にしよう」
そう思いながら帰りのバスに向かったのだ。

想像以上の出会いと発見

あしかがフラワーパークでの至福の時間を過ごし、帰りのバスに乗り込んだ。
体の疲れは感じるものの、心の充電は満タン!

ふと隣の席に目をやると、年配の女性二人が微笑みかけてきた。
「お嬢さん、一人旅?いいわねー私も若いうちにもっと旅行しておくんだった!」
お嬢さんという歳でもないのだけれど……と若干の照れも感じつつ、その言葉をきっかけに私たちは旅の話に花を咲かせた。
お二人は長い付き合いのお友達で、定期的に旅行しているそう。

先輩たちの豊富な経験談に耳を傾けながら、バスの中で偶然出会った人たちとの会話を楽しむ。
それぞれが見聞きした今日の発見や感動を共有し合う中で、一人で来たからこそ、こんな出会いがあるのだと気づいた。

そして自分のペースで過ごせることの素晴らしさも再確認できた。
誰かに合わせる必要がなく、気の向くままに行動できる自由。
それは、一人旅ならではの醍醐味だった。

「一人で来て本当に良かった」そう心から思えた。

次の冒険への期待と広がる世界

家に戻り、今日撮影した大量の写真を眺めながら、深い満足感に包まれていた。
夢のようなムーミンバレーパークの世界、あしかがフラワーパークの息を呑むような美しさ、そしてバスの中での出会い。

一人で行動することへの不安は、旅の終わりには新たな可能性への期待へと変わっていた。
「次はどこへ行こうかな」と、もう次の冒険を考えている自分に気付く。

温泉街を歩いてみたい、美術館をじっくり巡りたい、好きな映画の撮影地にも行ってみたい!次々と候補地が浮かんでくる。
一人旅の魅力に気付いた今、世界がより広く近くに感じられる。

旅の記録をSNSに投稿してみると、友人たちから驚きと応援のメッセージが届く。
「私も一人旅してみようかな」という声もあり、自分の経験が誰かの背中を押すきっかけになるかもしれないと思うと嬉しくなる。

明日からまた日常が始まる。
でも、この旅で見つけた新しい自分を胸に、毎日をご機嫌に過ごせそう!そう確信しながら、私は次の冒険の計画を立て始めた。次はどこへ行こう?


この記事を書いた人
しおん
独立目指して修行中の会社員。
好きなものは映画、漫画・小説、バラエティ番組、美容研究。
たまにお芝居もしたり。
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