村上春樹ワールドを体感できるスポットで過ごすひとり時間

ソロ活 ひとりカフェ 村上春樹ライブラリーみんなのソロ活体験

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早稲田大学構内「村上春樹ライブラリー」&「橙子猫 -Orange Cat-」へ行ってみた

村上春樹さんについて、様々な角度からその魅力を感じられる空間「村上春樹ライブラリー」。
村上さんご自身も設立に関わり、書籍・レコード・資料などを寄贈された、一見の価値があるスポットです。
村上春樹ワールドを堪能できる空間と、館内に併設されているカフェ「橙子猫 -Orange Cat-」をご紹介したいと思います。

早稲田大学内にある「村上春樹ライブラリー」

ソロ活 ひとりカフェ 村上春樹ライブラリー

こちらは村上さんが通われていた早稲田大学構内にあり、以前は早稲田大学4号館だった場所を「村上春樹ライブラリー(正式名称:早稲田大学国際文学館)」にリノベーションしています。
早稲田大学までは東京メトロ・早稲田駅から徒歩7分で、裏口的な「東門」から入ってすぐのところにあります。

コロナ感染拡大の最中に開館した為、オープン当初は予約必須でしたが、今は20名までは予約は不要です。
開館時間は10:00~17:00までで、土日もオープンしています。
年末年始などは休館になるため、行かれる際にはHPを確認してくださいね。

うねった建物は隈研吾氏デザイン

ソロ活 ひとりカフェ 村上春樹ライブラリー

建物のリノベーション設計を担当したのが隈研吾氏だけあって、かなり目を惹く外観で「トンネル」をテーマに据えたデザインとのことです。
「不思議さがただよっていて、何かを物語っているかのようなうねうね感が素敵!」と私は感じました。
村上春樹の世界観を象徴しているかのような、左右対称ではない斬新なデザインです。

雑誌などで目にするシンボル的な存在の「階段本棚」

ソロ活 ひとりカフェ 村上春樹ライブラリー

入館するとまずは地下へと続く「階段本棚」があり、思わず写真を撮りたくなると思います。
「東洋文庫」や「角川武蔵野ミュージアム」の本棚も有名ですが、「村上春樹ライブラリー」の本棚は美しい木のアーチになっていて、温もりを感じられるものでした。
ちょこんと座りながら読書している白い人形もいて、なんともかわいらしいのです!
本棚には、今までの作品がずらりとならんでいます。

館内のケース内には初版版の作品も展示されています。
そして、世界の様々な国で愛されている村上作品だけあって、たくさんの言語で翻訳されたものも展示されています。
発行される国の文化に合わせて、表紙の違いもありますよ。

デビュー当時の1979年から2021年までの村上作品がありますが、関連書の展示なども含めると、館内には3,000冊を超える蔵書があるとのことです。

音楽好きな村上さんならではの空間「オーディオルーム」

ソロ活 ひとりカフェ 村上春樹ライブラリー

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小説の中にも音楽の話題が数多く出てくるため、「村上春樹さん=音楽好き」という印象を持たれている人も多いことでしょう。
実際のところ、 村上ご夫妻は学生時代にジャズ喫茶「ピーターキャット」を経営していたことがある程の大の音楽好きです。

その関係もあり、「村上春樹ライブラリー」1階には「オーディオルーム」も設置されています。
オーディオセットと共に、壁面には数十枚程のレコードが展示されています。
「ピーターキャット」のスタンプが押されているレコードまで寄贈されている為、一見の価値があります。

たくさんの名作を生み出してきた村上さんの「書斎」

ソロ活 ひとりカフェ 村上春樹ライブラリー

こういった文学スポットによく設置されている「書斎」。「村上春樹ライブラリー」にもあります。

地下1階になりますが、執筆環境を完全に再現したといわれている書斎があり、ガラス越しに眺めることができます。
机や椅子・PC・応接セット・ご本人の愛用品と同じ機種のオーディオセットなど、一つ一つ観察してみるとおもしろいですよ。
「こんな環境から、村上作品の数々が誕生したのか!」と思いながら、私も見させてもらいました。
ぜひ、村上春樹さんの執筆の様子を想像しながら、楽しんでほしいエリアです。

カフェ「橙子猫 -Orange Cat-」でゆったりと

ソロ活 ひとりカフェ 村上春樹ライブラリー

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地下1階にある「橙子猫 -Orange Cat-」というカフェにも、ぜひ立ち寄ってみてください。
「村上春樹ライブラリー」ならではのカフェです。

先程ご紹介した書斎に一部隣接するカフェの席もある為、村上さんの書斎にいるかのような錯覚を覚えながらのお茶ができるかもしれません。

ジャズ喫茶「ピーターキャット」の名前の由来にもなっている猫が「オレンジキャット」という種類だったため、カフェの名づけを村上さんがされたようです。

作品に関係したドーナツをはじめ、パニーニには「WONDER LAND」(『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』)や「WIND-UP」(『ねじまき鳥クロニクル』)など小説のタイトルに関連した名前がつけられています。

ちなみに、このカフェは早稲田大学の学生さんが運営されているようです。
早稲田大学のサークルによるコンサートやライブなども、カフェで行われていますよ。

ソロ活 ひとりカフェ 村上春樹ライブラリー

珈琲豆の販売もしていますので、ぜひお土産として購入し、自宅でも村上春樹の世界に浸りながら、作品を読みかえしてみてくださいね。

村上春樹さんの奥深さを満喫できる場所

ソロ活 ひとりカフェ 村上春樹ライブラリー

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館内には村上氏が手がけてきた作品の年譜一覧もあり、
「一人の作家がここまで多くの作品を世に送り出しているのか!」と驚きます。
そしてハルキストでしたら「まだまだ読むべき本がたくさんある!」と感じられることでしょう。
「村上春樹ライブラリー」を何度もリピートして、じっくり一冊ずつ読むというライブラリー利用方法もありそうですね。

カフェのみの利用も可能ですので、早稲田エリアにお立ち寄りの際は足を運んでみてください。

住所東京都新宿区西早稲田1-6-1
最寄り駅東京メトロ「早稲田駅」より徒歩7分
ホームページ早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)


この記事を書いた人
Rik
男の子・女の子を育てるワーママ。
カフェや神社仏閣他、新スポットめぐりが趣味。
子どもたちが学校に行っている間、至高のひとり時間を満喫中。
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