ひとり立ち飲みの時間は、毎日のアクセントになってます
「立ち飲み居酒屋」
この単語を聞いて皆さんはどんなイメージを抱くでしょうか。
男の人しかいない?なんか怖そう?酔っぱらいに絡まれそう?
私も最初はそう思っていました。
しかし、仕事に疲れたある日、勇気を出してフラフラと入ってみてから、いつの間にか「ひとり飲み歴10年」のベテランになってしまいました。
実はひとり立ち飲みは、仕事や家事に追われる毎日のちょっとした息抜きに最適なんです。
一見、ハードルが高そうな、女性一人での立ち飲み居酒屋。
でも、私は是非皆さんにもチャレンジしてもらいたいと思っています!
立ち飲み屋には「ひとり」だからこその楽しみ方がたくさんあります!
今日はその魅力を紹介させてください!
私的、ひとり立ち飲みの魅力とは?
私は、日常的にひとり立ち飲みを楽しんでいます。
女性で?と驚かれるかもしれませんが、これがメリットしかないくらい楽しいんです!
メリット1:「女性だから、こんなもの頼んだらダメかな…」と思えるものも気兼ねなく注文できる!
会社の飲み会だと、なんとなく最初はビール、女子複数名での飲み会だと、雰囲気にのまれて甘めのお酒…なんてことはありませんか?
ひとり立ち飲みではそんなこと全く気にしなくていいのです!
最初から日本酒を頼んでもいい。私が最初によく頼むのは「レモンサワー濃いめ」です。
なかなか他の人と行くと頼めませんよね。これがなによりのメリット!
メリット2:長時間拘束されず、好きな時間になったら帰れる
私の滞在時間はだいたい平均すると30分ほど。短いですよね。
仕事終わりにサクッと飲みたいものを飲んで、食べたいものを食べて帰る。
とてもスマートな楽しみ方で気に入っています。
メリット3:飲みたいものを飲みたいだけ、食べたいものを食べたいだけ!
「本当はガンガン飲みたいけど人目が気になって飲めない!」という方、いませんか?
そんな人こそ、ひとり立ち飲みです!お値段も良心的ですので、ここぞと飲めてしまいます。
ただし、ひとりなので自分だけで帰れる力は残しておきましょう。
私は「食べたいだけ食べられる!」の方に特に魅力を感じています。
なぜなら居酒屋のコースでは自分でメニューを選べないですし、コースでなくても複数人で行くときは、他の参加者の好みも気にしながら注文をしなければなりません。
ではここで、ある日の私のメニューをお見せしましょう。
レモンサワーにハムカツ、そして竹輪とコーンのマヨネーズ和えです。
そして追加で…
日替わりメニューの中でひときわ異彩を放つ、「タルタルたくあん」という名前に惹かれ、美味しそうなのでつい頼んでしまいました。
人目を気にするならば、マヨネーズ和えを頼んだ後にタルタルにはトライ出来ないはずです。少なくとも私には無理です。
しかし、それが出来てしまうのが「ひとり立ち飲み」なのです。
この「タルタルたくあん」は日替わりメニューなので常に食べられるわけではないのですが、大きめにゴロっと切ったたくあんを、タルタルソースで絡めた逸品です。
たくあんのポリポリとした食感と、ゆで卵の旨味を感じるタルタルソースのまろやかさ…この相性が抜群で、見つけたら必ず頼むお気に入りのメニューです。
この場を借りて言わせてください。「レギュラーメニューにして欲しい!お願いします!」
メリット4:運が良ければ、他のソロ活女子と一期一会で盛り上がれる!
これは私が実際に体験したことですが、たまたま隣にひとりで飲んでいる女性がいたので、仲間だ!と思い、「もし良かったら一緒に飲みませんか?」と話しかけて、2時間ほど盛り上がったことがありました。
こういう一期一会も、立ち飲みの距離感の近さならでは!
ちなみに、店内はカウンターのみの場合がほとんどですが、隣との距離はカウンター下の荷物かけの位置で想像してもらえればと思います。
メリット5:会計の時”えっ!?”と言ってしまうほど安い
先ほど飲み物のメニューをお見せしましたが、今度はフードのメニューを。
安くありませんか!?大衆居酒屋のチェーン店より安いです。
よく「せんべろ」と言われますが、私も30分で店を出る時はだいたい千円でおつりが来ます。
その会計方法が面白いので、それは後ほどご紹介します。
行きつけのお店を見つけよう!
行きつけのお店があると、ひとり立ち飲みはもっと楽しくなります。
「今日はこんな日替わりメニューがある」とか、「緑茶の在庫が多いから緑茶ハイを頼んでくれたらオマケしちゃう」とか。
ちなみに、私の行きつけのお店は「晩杯屋」と「じぃえんとるまん」です。
「晩杯屋」の魅力はなんといってもメニューの豊富さと、どんどん現れる新メニュー!
また、店舗によってはカウンターだけでなくテーブル席があるところもありトライしやすいです。
ただし!晩杯屋はお酒や料理を格安で提供するために、おしぼりは有料(70円)となっていますので要注意。
「じぃえんとるまん」の魅力は地元密着の安心感とこじんまりとした雰囲気。
ここに掲載している写真はすべて「じぃえんとるまん」のものですが、本当に「いわゆる立ち飲み屋」のスタイル。
人がひとり立っているとその後ろは通れないくらいの幅なので、必然的に先客は奥へ移動していくことになります(笑)
日替わりメニューも豊富で、「今日は美味しいものに出会えた!」と、ひとり至福の時間を味わうことが出来ます。
「それでもハードルが高い…」と思う方へ!
ここまで読んでいただいても、きっとまだ「ちょっと私には…」と思ってる方もいらっしゃるでしょう。
例えば…「酔っぱらいが絡んでくるのでは?」「衛生面が心配!」「常連客ばかりで盛り上がってそう」…などなど。
でも大丈夫。
浅い時間帯なら基本酔っぱらいはいません。
仕事終わりすぐの18~19時台が狙い目です。
ただし休日だと昼からコースの方もいるので、最初はなるべく平日に行きましょう。
衛生面に関しては私の知る限り、チェーン店の居酒屋と同じくらい徹底されています。
カウンターがベタベタしていたこともありませんし、掃除も行き届いています。
常連客ばかりで盛り上がっているのは意外とレアケース。
もし遭遇しても「ひとり立ち飲みのメリット」を使って、すぐに会計をして店から出ることもできるので心配ありません。
結論:ひとり立ち飲みは勇気を出してチャレンジしてみるべし!
ここまで読んでいただいて分かる通り、ひとり立ち飲みはやらない理由がありません。
そこで、「ひとり立ち飲みデビューしてみたい!」という方に、初ひとり立ち飲みにオススメのお店を2店舗ご紹介します。
1店舗目は「じぃえんとるまん 二俣川店」。
比較的女性向けのメニューが多く、接客が丁寧。
立ち飲み屋は安さ優先で接客にはあまり力を入れていないところが多いので、デビューにはオススメです。
2点目は「晩杯屋町田本店」。
なんと、立ち飲み屋なのにカウンター席とテーブル席があります!
それは「ひとり“立ち飲み”なのか?」という疑問もわきますが、デビューにはうってつけです。
ここで注意!じぃえんとるまんは会計方法が独特なので最後にご紹介します。
まず、カウンターに立つと同時に、目の前のザルに千円札を入れます。
そして注文をすると、お釣りがザルに返ってきます。
もし目の前のザルに入っている金額より高いものを注文するなら、また千円追加。
これならベロベロになっていても、支払いを忘れることはありません。とても合理的な方法です。
この記事を読んで、「ひとり立ち飲みに行ってみよう!」という方が1人でも増えれば嬉しいです。
ソロ活が一般的になってきた昨今でも、「ひとり立ち飲み」は少しハードルが高いですが
慣れてしまえば毎日の生活にちょっとした幸せが生まれます。
一緒にソロ活ライフを満喫しましょう!
夫と二人暮らしの、いわゆるDINKs。
趣味は離島ひとり旅や陸上競技観戦。
仕事の後や、家事の合間にソロ活ライフを満喫中。