徳川家康が最初に開削した運河が現存 東京 ひとりになれる場所
小名木川沿いの遊歩道(塩の道)の雰囲気や印象は?
古来より塩は人が生きるうえで欠かせない栄養素です。
天正十八年に江戸に入府した徳川家康は、江戸湾きっての塩の産地であった行徳(現在の市川市南部)から江戸城に塩を運ぶために、隅田川から中川を経て江戸川に至る運河を建設します。
その隅田川から中川までの約5kmの部分が小名木川です。
電車や高速道路がまだ無い江戸時代、小名木川とその先の新川(船堀川)は北関東や東北南部から利根川水系を経て、様々な物資が船で江戸と往来する主要な交通ルートとして栄えました。
残念ながら現在は運搬船を見ることはできませんが、スカイツリーや日本橋から小名木川を巡る観光船に乗ることはできます。
川の両岸には枝垂れ柳の並木や常夜灯が設置されて、地域住民が気軽に散策できる遊歩道として愛されています。
一人で過ごす時のおすすめポイントは?
小名木川の途中には扇橋閘門があって遊歩道はそこで東西に途切れているので、距離の長い東側がおすすめです。
小名木川と横十間川が十字に交差する場所にはX型のクローバー橋が掛けられていて、橋の上からは四方が見渡せます。特にスカイツリーは全体が良く見えます。橋の欄干から一人で穏やかな運河や夜景を見ていると心が落ち着きます。
遊歩道沿いにはベンチが沢山あり人通りもそれ程多くはないので、平日の夕方や休日に楽器の練習をすることもできます。
大島や砂町の商店街、アリオ北砂にも近い明治通り~丸八通り間が私のおすすめです。
この場所を投稿した人
稲荷木湊
男性 28才
男性 28才
小名木川沿いの遊歩道(塩の道)の情報
住所 | 東京都江東区大島、北砂付近 |
最寄り駅 | 都営地下鉄 住吉駅 |
みんなの投稿募集中!