ひとり水族館は、非日常空間で癒される贅沢な時間
皆さんは「ひとり水族館」したことありますか?
「水族館なんてカップルが行くところ」
「家族連れがたくさんいて騒がしいところ」
確かにそういう面もありますが、水族館には一人だからこそ感じられる癒しや楽しみもたくさんあるのです。
今回は「ひとり水族館に興味はあるけど行けていない」皆さんの背中を押すため、その魅力や失敗しないコツをお伝えしたいと思います。
ひとり水族館の魅力とは?
手軽に非日常に浸れる
水族館の中はかなり暗いですよね?
チケットを買ってそんな空間に足を踏み入れると、普段とは違う非日常な感覚に包まれます。
魚というよりもその雰囲気が好きで水族館に行く、という人もいるほどです。
暗闇の中でライトアップされた水槽、見たことのない魚に囲まれていると、まるで海の中に潜ったかのような感覚を味わえます。
青には心を鎮める効果があるので、その空間にいるだけでリラックスできるし、一人だから気兼ねなくぼーっとできます。
時間を忘れ、気持ちが緩む
何を感じ、考えているかはわかりませんが、水槽の中をあっちやこっちへ泳ぐ魚や、ただ流れに揺られているような亀などを見ているのは飽きないものです。
普段仕事や家事に追われていても、そんなゆるい姿を見ていれば、「ギスギスしてるよなぁ」「そんなに慌てなくてもいいかもなぁ」なんて気持ちが緩んできます。
自分勝手に見て回れる
これこそが、ひとり水族館の醍醐味です。
水族館は、人によって回るペースが全然違います。
そこまで魚に興味が無い人であれば、水槽の前をほぼ素通りするような感じになってあっさり終わってしまいます。
逆にひとつひとつの解説文をじっくり読みたい人ならば、かなりの時間がかかります。
そのように誰かと行けばどうしても相手のペースも気にしながら館内を回らなければいけませんが、一人であれば好き勝手に見る事ができます
気に入った水槽の前に張り付いていられるし、好きなように写真も撮れる。
疲れたらベンチに座ったり、館内のカフェに入ったりして自由な過ごし方ができる。
同じ水族館に行くのでも、満足感が違ってきます。
自分のペースや好みでショーやイベントが見られる
大規模な水族館ではイルカショーやエサやりタイム、バックヤードツアーなど、館内のいろいろな場所でランダムにショーやイベントが行われます。
誰かと一緒に行くと好みや予定などにも左右されるため、回っている間にタイミングよく始まるショーだけを見て終わりになってしまうパターンになりがち。
一人で行くときは最初にショーのスケジュールを確認して、その合間に館内を見て回るといったことができるので、「見たかったショーを見逃した。。。」といったこともありません。
フットワーク軽く、より多くのショーを見ることもできます。
一人だから席を確保しやすい、というメリットもありますね。
ひとり水族館の楽しみ方
ひとり水族館はただ行くのもよいですが、他にも楽しむ方法がいろいろあります。一例をご紹介しましょう。
推しに会いに行く
どの水族館にもたいてい、ポスターに掲載されるようなアイドル的な魚や生き物がいます。
「魚にはあまり詳しくないから」という人は、そのアイドルに会いに行く事を目的に水族館に行ってみましょう。
水族館には魚だけでなく、アシカやラッコ、ペンギンやカピバラといったバラエティに富んだ生き物がいますので、その中から推しを決めるのももちろんOK
自分の推しの水槽前で、ベストショットの写真を撮りまくりましょう。推し活です。
とにかくショー狙い
ディズニーランドでも「アトラクションよりショーを見に行く」というファンがいますが、水族館でも同じような楽しみ方ができます。
水族館では季節によって演出が変わったり、水かぶり席で楽しめるイルカショーがあったりとバラエティに富んだショーがいろいろ。
そういったショーを楽しみに水族館に行く、というのもいいですね。
企画展を見に行く
期間限定の企画展は人が集まりやすいので、一人ならではの楽しみは感じにくいですが、普段見ることのできない貴重な魚や生き物を見られる絶好の機会でもあります。
水族館よりも「生き物自体が好き」という人におすすめの楽しみ方です。
グッズを集めて楽しむ
水族館にはたいていミュージアムショップがあって、たくさんのおみやげやグッズが売られています。
その水族館オリジナルのグッズ、企画展に連動した期間限定グッズなどをコレクションするのもいいですね。
グッズ集めをきっかけに、いろいろな水族館に行ってみたくなるかも。
海を感じる
葛西臨海水族園や江ノ島水族館など、水族館の中には海の近くに建てられている施設があります。
水族館で海の生き物を見た後はデッキなどに出て、本物の海を眺めてみましょう。
「この海にはいろんな生き物がいるんだなぁ」なんていうことを改めて感じられるはず。
悩み事がある人なら広い海を見ているうちに「自分の悩みなんてちっぽけだな」なんて、ちょっと明るい気分になるかもしれませんね。
ひとり水族館で失敗しないコツ
ひとり水族館に行くなら平日がおすすめ
水族館は定番のデートコースであり、ファミリーにとってはレジャースポットでもあるので、休日にはたくさんの人が集まります。
大規模なショーや企画展が行われていたりすればなおさらです。
そんな中で一人で水族館に行ってしまうと、自分のペースで楽しめませんし、いくら暗いとはいえ人目も気になってしまうはず。
空間に浸る、自由に見て回る、心ゆくまでぼーっとするなど、ひとり水族館を満喫したい時には平日に行く事を強くおすすめします。
ちなみに江ノ島水族館では「おひとりさま水族館」なるチケットが発売されています。
これは閉館後に参加者のみの貸し切り状態で、ゆっくりと水槽を楽しめるおひとりさま限定の夜の水族館専用チケットなので、ひとり水族館初心者には嬉しい!
歩きやすい服装や靴を選ぼう
水族館の中で魚を見て回ると意外に歩くもの。「なんだか疲れた」となりがちです。
また館内は暗く、段差があることも。
水族館の裏導線を歩くことになるバックヤードツアーに参加する場合には、一層歩きにくい通路を進むことにもなります。
水族館に行く時には歩きやすい服、靴を選ぶのがおすすめです。
ひとり水族館におすすめの水族館
東京
すみだ水族館[東京都墨田区]
東京スカイツリータウンに2012年にオープンした水族館。
5階と6階の2フロアからなる館内には、ペンギンやオットセイを間近で見られる屋内開放プール型水槽をはじめ、全8種類の展示コーナーが揃っています。
入館して間もなく目にするのがクラゲのゾーン。多数のクラゲが漂う空間は非日常を感じられます。
また、日本最大級の金魚展示ゾーン「江戸リウム」もゆっくり見たい展示のひとつ。和を感じる装飾の中でワキンやリュウキン、ランチュウなど、多彩な種類の金魚を展示。かわいくて、美しい姿を見るのはもちろん、金魚にまつわる文化や歴史に関する展示も、ひとりなら気兼ねなくゆっくり見て回れます。
21時まで営業しているので、仕事帰りにぼんやりしたい時にもおすすめです。
水族館の後は、東京スカイツリーの展望台で夜景を。。。なんていうのもいいですね。
マクセル アクアパーク品川[東京都港区]
品川駅からほど近い、品川プリンスホテル内にある水族館「マクセル アクアパーク品川」。
音・光・映像・生き物たちが融合する最先端エンタメ施設をコンセプトとしたマクセル アクアパーク品川は、プロジェクトマッピングを使った映像パフォーマンスやLEDによる演出など、キラキラ度の高い華やかな水族館です。
常設展示は、神秘的な世界感やクラゲが観察できる「ジェリーフィッシュランブル」、色とりどりの熱帯魚やサメたちが暮らす「リトルパラダイス」など見どころもたくさん。
22時まで空いているので、会社帰りにふらっとひとり水族館するにはおすすめです。

神奈川
新江ノ島水族館[神奈川県藤沢市]
目の前に相模湾と江の島を望む絶好ロケーション。休みの日にがっつり楽しみたい水族館です。
約8,000匹のイワシが泳ぐ「相模湾大水槽」、幻想的な空間が広がる「クラゲファンタジーホール」など、映える展示がいっぱい。
また嬉しいことに「おひとりさま水族館 チケット」の設定あり。
これは、自分のペースで生き物を観察したい、ゆっくりと水槽を楽しみたいおひとりさま限定の夜の水族館チケットです。
カワスイ(川崎⽔族館)[神奈川県川崎市]
JR川崎駅に隣接する商業ビル「川崎ルフロン」の10・9階にある都市型水族館。行きやすさは抜群です。
ビルの中という事もあってそこまで広さは無いですが、川崎にゆかりのある魚や世界各地の深海魚の他、カピバラや熱帯地域の鳥などを鑑賞することができます。
ユニークな生きものたちと最先端のテクノロジーが生みだす独自の展示方法で、生命への驚きと感動を、体験できます。
比較的空いている水族館なので、会社帰りや暇な休日に、ぷらっと行ってゆっくり魚たちと妄想遊泳が楽しめます。

気分転換や癒しの場所としておすすめな水族館。
「なんだか気持ちが疲れてる」と感じたら、ふらっと一人で水族館行ってみてはいかがでしょう?
※コース内容や料金が変更となっている場合がありますので、詳しくは施設にお問い合わせください。
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