草間彌生さんの作品を体感できる場所 東京 ひとりになれる場所
草間彌生美術館の雰囲気や印象は?
新宿の弁天町という町にある草間彌生美術館。
東京メトロ東西線の「早稲田駅」または大江戸線の「牛込柳町駅」から徒歩10分前後という行きやすい場所ではあるものの、普段JRを主に利用している私にはあまり馴染みがありませんでした。
外苑通りという大きな通り沿いに面していますが、隣はマンションだったり地元の八百屋さんや小さなスーパーなどがあり、日常生活の風景の一つとして自然に溶け込んで見えたことに親しみを覚えました。
とはいっても白を基調とした縦に長いカーブのかかったその建物はとても目を引くものでした。
草間彌生さんの代名詞とも言われる水玉が描かれており、どんな世界観なんだろう、はやくみたい!という気持ちにさせてくれる場所でした。
買い物ついで、お散歩ついでに、というよりはしっかりとこの美術館を見に来た、という方の方が私を含め多い印象でした。
一人で過ごす時のおすすめポイントは?
草間彌生さんの惹きつけられる世界観、飛び込んでくる鮮やな色彩、圧倒的な表現力は人間の本能を呼び起こしてくれているようでした。
特に部屋全体がひまわりで埋め尽くされた部屋は特徴的でした。イスもテーブルも照明もひまわり。飛び込んでくる黄色に心まで奪われそうになります。
本能より理性を優先しがちな社会の中、作品に触れると忘れかけていたワクワク・ドキドキが沸き起こり目の前の悩みが小さくなります。
そして反対に世の中のどうしようもないこと・どうにもできないこと・切なさ・やるせなさも詰まっていているのを感じ、すべてを受容しているような草間彌生さんの生き様そのものにとても魅力を感じました。
退館する頃には一皮向けた自分になっている感覚がとても好きです。
5階は屋上になっており大きなお花のオブジェがあります。
新宿の街を一望できる場所でもあり晴れの日は澄み切った青空とのコラボがとても映えます。
写真をとったり景色を楽しんでいる方がたくさんいましたよ。一人で行く際は自撮り棒などがあると便利だと思います。
女性 44才
前衛芸術家として知られる草間彌生さんが設立した、一般財団法人草間彌生記念芸術財団が運営する美術館です。
色彩豊かな草間さんの作品は圧巻。生命の躍動を感じられるかもしれませんね。
草間彌生美術館の情報
住所 | 東京都新宿区弁天町107 |
最寄り駅 | 東京メトロ東西線「早稲田駅」出口1から徒歩約7分 都営地下鉄大江戸線「牛込柳町駅」東口から徒歩約6分 |
開館時間 | 木・金・土・日曜日および国民の祝日 11:00~17:30 |
休館日 | 月・火・水曜日 |
観覧料 | 一般 1,100円(税込) 小中高生 600円(税込) |
ホームページ | 草間彌生美術館 |
※施設内容・開場時間などが変更となっている場合がありますので、詳しくは公式情報をご確認ください。