ひとり趣味の編み物がもっと楽しくなる、レトロかわいいソーイングバスケットって知ってる?

国産ソーイングバスケット 針箱屋 ソロ活コラム

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レトロかわいいソーイングバスケットは、インテリアにもおすすめ

突然ですが「ソーイングバスケット」ってご存じですか?
昔、どこの家にもあった裁縫箱の一種です。
子供の頃、お母さんが使っていたのを覚えている人もいるかもしれませんね。

昭和40年あたりに一大ブームとなったソーイングバスケットでしたが、その後は売れなくなっていき、絶滅の危機に。。。

ところが今、最近の昭和レトロブームに乗って「国産ソーイングバスケット」が密かに人気を集めているのです。

その商品を販売しているのが「針箱屋」さん。
日本に唯一残ったソーイングバスケット職人の意思を受け継ぎ、ステキな国産ソーイングバスケットをネットで販売しています。

編み物をひとりの趣味にしている人はもちろん、そうではない人もかわいいインテリアアイテムとしておすすめな、この国産ソーイングバスケットをご紹介したいと思います。

昭和レトロの雰囲気を感じられる国産ソーイングバスケットが密かに人気

国産ソーイングバスケット 針箱屋

昔はどこの家にもあったソーイングバスケット

ヨーロッパを起源とする裁縫箱「ソーイングバスケット」は、昭和30年代後半から40年代、高度成長期の日本中で爆発的に広まり、まさに“一家にひとつ”とも言える勢いで普及していきました。

当時のソーイングバスケットは、それを手にした人にとっては“一生もの”とも言えるアイテム。
更に子供や孫にまで世代を超えて受け継がれていくような大切な物、という側面もありました。

ですが使い捨てが当たり前になる時代変化の中、「裁縫」が『針仕事』から『手芸』という趣味の領域へ移り、需要は激減。メーカーも次々と廃業していきました。

日本に残るたった一人のソーイングバスケット職人

ソーイングバスケットを作る会社が次々と無くなっていく中、ついにはソーイングバスケット職人が日本にたった一人に。。。その方は、佐藤昭治さん。

佐藤さんはわずかに残るお客様の要望に真摯に応え、誠実に黙々と60有余年、最後まで現役でソーイングバスケットと向き合い続けた職人でしたが、残念なことに今年お亡くなりになりました。

その意思を受け継ぎ、国産ソーイングバスケットの製造・販売をしているのがネットショップ「針箱屋」さんです。
佐藤さんから直接手ほどきを受け、心の込めたものづくりを今の時代に伝え続けてくれています。

また単に伝統を受け継ぐだけでなく、外観を現代風にアップデートさせたデザイン性の高い商品を取り揃えたことで、幅広い年代から支持されています。

レトロかわいい「国産ソーイングバスケット」の秘密

国産ソーイングバスケット 針箱屋

密かに人気を集める国産ソーイングバスケットは、こんなこだわりのある商品です。

・本体胴の編み素材には、昔のままのレトロなセロ縄を使用
(セロ縄=撚(よ)った紙芯にセロファンを巻き、縄状に編んだひも)
・フタ生地には、ゴブラン織などのグレード感のある高級ファブリック素材を使用
・仕切り付きトレイは収納物が見える透明仕様。幅は約27センチで裁ちばさみがすっぽり納まるサイズ
・本体内寸は幅28×1奥行9×深さ15センチの大容量。ハギレなどのかさばる材料もしっかり収納
・フタ裏には、赤色の人絹生地をパールビーズで留めた美しいフォルムのピンクッション装飾
・国内に残る稀少な材料と、数々の手作りの部品。木枠を芯材として組み上げ編みこまれた頑強な造り

手間暇をかけて作られる国産ソーイングバスケットには、職人によるたくさんの魅力が詰め込まれています。

「国産ソーイングバスケット」を使った人の感想は?

国産ソーイングバスケットを購入した人たちからは、こんな感想が届いています。

裁縫箱が欲しくて…
昔、実家で見たカゴの様な裁縫箱を探してました。
この裁縫箱を見て、まさに一目惚れ(^-^)
可愛い~
しかも、一つ一つ手作り…何だか温かいなぁ
と嬉しくなりました(^_^)
即購入(^^)/
値段は決して安くないけれど、手作りだし味はあるし、トータルしたら、全然okな値段だと思います。
私の宝物になりました(o^^o)”
(30代 女性)

お裁縫は、ボタン付けぐらいしかできず、
長い間、お気に入りに入れていて、買うかどうか迷っていましたが、
やっぱり欲しいということで、思い切って買ってみました。
思っていたより、大きくて大容量です。そして、とにかく可愛い!
部屋に飾っていますが、目に入るたびに笑顔になります。
これを機会にお裁縫を始めようかと思います。
素晴らしい作品をありがとうございました
(30代 女性)

使っていた裁縫箱が、ボロボロ?になっていて、買い替えたいと思っていたところ、この商品に出会いました。とてもレトロで可愛い。
職人さんの丁寧なて仕事が伝わってきて、大切に使いたいと思います。
(40代 女性)

レトロかわいいデザインが気に入ったという感想が多く集まっていますね。

針箱屋の中の人に、話を聞いてみた

今回は国産ソーイングバスケットの魅力を探るため、針箱屋を運営している中川満株式会社の代表取締役 中川浩幸さんにお話を伺いました。

「針箱屋さんをはじめたのは、どんなきっかけだったのでしょうか?」

ソーイングバスケットは市場からは完全に消滅したかに見えた製品でしたが、実はたった一軒の工場で作られていました。一般には流通しない閉じられた市場で、時折思い出したようにある注文でしたので、ほとんど採算も取れない中、職人の佐藤さんは無理な注文にも応えて、生産を続けられていました。
せっかくの佐藤さんの手作りの品、また日本のものづくりの魂を消してはいけないと強く思い、佐藤さんの指導を受けながら、針箱屋をスタートしました。

「ソーイングバスケットの魅力はどんなところにあると思いますか?」

本体の編み素材は、セロ縄と呼ばれるセロファンを被せた紙芯を縄状に編んだもの。網目の光沢感が、いかにも「昭和レトロ」で、この素材でしか表しえない独特のニュアンスがあるのが魅力ですね。

「人気のソーイングバスケットをいくつかご紹介いただけますでしょうか」

国産ソーイングバスケット 針箱屋
昭和レトロスタンダードタイプ

まずは「昭和レトロスタンダードタイプ」です。昭和当時のままのオリジナルスタイルのソーイングバスケットです。当時を知る方には懐かしく、初めて目にされる方にはレトロな味わいが新鮮に感じられるデザインで、価格も手に取りやすいため人気があります。

国産ソーイングバスケット 針箱屋
こうのとり柄

幸せを運ぶ鳥コウノトリをコンセプトイメージしてデザインした「こうのとり柄」も、メリハリの利いた外観と色使いで人気があります。

国産ソーイングバスケット 針箱屋
胴持ち手式(白)H柄

こちらの「胴持ち手式(白)H柄」はフタのおうち柄が可愛いく、世代を問わず人気のデザインです。

「最後に、記事を読まれている方々に向けてメッセージをお願いします」

「レトロ」と呼ばれる時代に生まれたこの裁縫箱ですが、デザインはあの時代の空気に満ちています。
懐かしいけどアンティークじゃない。手作り品だけれども、今風のリネン・ナチュラルともちがう。
時代の成り立ちと当時の日本人の美意識が、強烈に結びついた結晶のようにも見えます。
和と洋、ケミカルとナチュラル、落ち着いたトーンとはっきりとしたビタミンカラー。
あらゆるものを貪欲に 取り込み、必死に生きてたあの時代を体現した「かたち」。
懐かしさの中に、そんな物語も感じて頂ければ幸いです。

これからの寒い季節、こんなソーイングバスケットがあったら編み物も楽しくなりますね。
一生ものになるかもしれないレトロかわいいアイテムとして、自宅に迎え入れるのはいかがでしょうか?
ひとりの趣味としてはじめた編み物も、もっと楽しくなりますよ。

「針箱屋」ネットショップ

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