おひとりさまで、好みの居酒屋を開拓しよう
ひとりで飲みに行く、しかも居酒屋。
「けっこうハードル高いかも。。。」そんな印象ありますよね?
何人かで行ってワイワイとにぎやかに飲むことはあっても、おひとりさまで居酒屋に突入する勇気が持てないという人は少なくなさそう。
そんなあなたの背中を押すべく今回は、おひとりさま居酒屋の魅力や楽しみ方、チェックポイントなどをご紹介します。
おひとりさまで居酒屋に行くのをためらってしまう理由
お酒を飲むお店の中でも、居酒屋には入りづらいと思わせる印象があります。
なぜひとりで居酒屋に入れないのか、その理由を考えてみましょう。
周りの目が気になる
わいわいがやがや、大人数で宴会を楽しむことが多い居酒屋。
そんなお店に女性がひとりで行くとなると、ちょっと尻込みしてしまうかもしれません。
「あの人友達いないの?」
「彼氏と喧嘩でもしたのかも」
こんな風に思われていないかと、被害妄想してしまうかもしれません。
ですが、おひとりさまの存在感が増した今は、それほど周りを気にしなくても大丈夫です。
「ひとりで飲食できるって、かっこいい」
「自分の世界がしっかりある」
などと、好意的に見てくれる人も多くなっています。
周りの目など気にせずに凛として、好きなお酒や食事を楽しみましょう。
居酒屋はひとり客が少ない気がする
飲食店に行くと、大抵「おひとりさまですか?」「お待ち合わせですか?」など人数の確認をされますが、それは座席の割り振りのために聞かれているだけ。
あなたを値踏みしているわけではないので、気にする必要はありません。
堂々と「ひとりです」と答えましょう。
テーブル席や座敷しかないお店の場合は敬遠されるかもしれませんが、そうではない場合、カウンターの席や埋まりきらない2人席などを埋められるので、ひとり客はむしろお店側からするとウエルカムです。
料理の量が多くてひとりで食べきれない
お得感のある居酒屋メニューは、シェアしやすいように一品の量が多いお店が多い傾向があります。
ちょこちょこっと軽く飲みたいのに、余ってしまってはもったいないですよね。
ですが最近は、帰宅前に軽く飲める「ちょいのみセット」などを出しているお店も多いので、そういったメニューがあるかを事前にチェックしておけば、失敗を避けられます。
おひとりさまで居酒屋に行く魅力
おひとりさまで居酒屋には魅力が沢山あります。
魅力を知って、おひとりさま居酒屋を満喫しましょう。
気分に合わせた店を選べる
「飲みに行きたいな」そんな気分の時、誰にも気を遣う必要なく自分好みのお店が選べます。
落ち込んだ時は家族経営のまったりできるお店、良いことがあったときはがっつり食べられるチェーン店、「とにかく焼き鳥」なら専門店など、自分のコンディションや気分に合わせて自分勝手にお店をチョイスできます。
好きなものが食べ飲みできる
一緒に行く友人などに好き嫌いがあった場合、自分が食べたいメニューを選べない場合があります。
焼肉などは「服や髪に匂いがつくから」
ホルモンは「気持ちが悪い」「日本酒は飲めない」
居酒屋自体「騒がしくて落ち着けない」
などの理由から断られることもあるかもしれません。
自分で選んだ店に入って、好きなものが飲み食いできるのがひとり飲みの良いところです。
お酌など、忖度しなくてよい
先輩や上司などと飲みに行く場合、人のお酒の減り方に気を配ったり、率先して注文したり、お酌をしなければならなかったりなどをしないとけないことがありますが、ひとり飲みならそんな忖度の必要がありません。
自分のペースで人に気兼ねせずに、お酒と料理を楽しめるのがひとり飲みの醍醐味です。
はじめてのおひとりさま居酒屋 お店選びのチェックポイント
はじめてのおひとりさま居酒屋では、こんなポイントを抑えながらお店選びをしてみましょう。
外から店内の様子がわかるお店を選ぶ
ひとり飲みする時、お店の雰囲気や客層はとても重要。居心地の良さを左右すると言えます。
これまで行ったことのあるお店の中から、自分が気分良く飲めそうなお店があるならそこを選ぶのが一番。
もしそういったお店が無く、はじめてのお店に入る場合には、外から店内の様子や客層がわかるお店を選ぶほうが、緊張は少なく済みます。
深酒しないようなメニューがある店を選ぶ
はじめてのひとり飲みではできれば、食べ物のバリエーションが少ないお店は避けましょう。
先ずは、お腹に何か入れることが悪酔いしないコツです。
アルコールを分解する「ビタミンB群」を使ったお料理がある店がおすすめ。
豚肉・ネギ・玉ねぎ・ニラ・にんにくを使った料理にはビタミンB群が沢山含まれているので、1品は注文するといいですよ。
帰宅に不安にならない駅チカ
酔い過ぎないように自制していても、もしかすると泥酔してしまうかもしれません。
楽しいことがあったり、美味しいお酒に出会ったりで、嬉しくて沢山飲んでしまうこともありますよね。
そんなときでもきちんと帰宅できるように、自宅へのルートが取りやすい、駅チカやバス停に近いお店がおすすめです。
ひとり飲みの楽しみ方
おひとりさま居酒屋では好みのお酒や料理を楽しむのはもちろんですが、その他にもいろいろな過ごし方があります。
時間をゆったりと使う
仕事終わりのおひとりさま居酒屋では、一日頑張った自分をねぎらうのが一番。
一日を振り返り、思う存分物思いにふけりましょう。
ゆったりとした時間はストレスも解放してくれます。
人間観察
大っぴらな観察は不審がられるので避けたほうが良いですが、なんとなくお店の中を眺めれば、いろんな飲み方をしている人を見渡せます。
「楽しいお酒」「お祝いのお酒」「憂さ晴らしのお酒」、自分なりに物語を想像してみたりすると、まるでドラマを見ているように感じられます。
その人がどんな人で、どんな暮らしをしているのか、勝手に妄想するのも楽しいですよ。
カウンターで店主と語らう
はじめてのお店ではちょっとためらうかもしれませんが、「美味しい食べ物」「知らないお酒」などについて、店主にちょっと尋ねたりできるのもおひとりさま居酒屋の楽しみ方のひとつ。
カウンターに座ればお店の人との距離が近いので、タイミングよく尋ねることができます。
お店の人に顔を覚えてもらえれば、お互いに親しみも沸いて次に来るのが楽しくなりますよ。
おひとりさま居酒屋するときの注意点
楽しいおひとりさま居酒屋ですが、危険なことも潜んでいます。以下にご紹介することには十分気を付けるようにしてください。
飲み過ぎない
美味しいメニューとお酒が揃ったお店だと、楽しくなってついつい深酒をしがちです。
お酒に強い人なら問題はありませんが、泥酔してしまった場合、ひとりでは介抱してくれる人も家まで送り届けてくれる人もいません。
きちんと帰宅できるほどの酒量にとどめるようにしましょう。
周りに心を許しすぎない
お酒も入って警戒心が薄まってしまうと、周りの人がとても良い人に見えてきがちです。
良い人のふりをして近づいてくる人は案外多いものです。
犯罪に巻き込まれたりしないためにも、他人に心を許しすぎないようにしましょう。
荷物はしっかり手元に置く
酔った時には忘れ物もしがち。
自分の荷物は、しっかりと手元に置いて管理しましょう。
トイレやテーブルに携帯電話を置き忘れることもよくあるので気を付けましょう。
万一忘れ物をしたときに役に立つのが、お店のレシートです。
レシートには電話番号が記載されているので、お店への確認ができます。
レシート必ず受け取ってくださいね。
おひとりさま居酒屋で、行きつけのお店見つけよう
はじめてのおひとりさま居酒屋には不安なこともあるかと思いますが、ご紹介したようなチェックポイントを抑えつつ、思い切って気になるお店の扉を開いてみましょう。
居心地のよい居酒屋が見つかったら、あなたの心の拠り所が増えますよ。
あなたにとって、ご機嫌になれる居酒屋が見つかりますように。
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