ひとりで行っても、動物たちは私にやさしい
みんなのソロ活体験談をご紹介するコラム。
今回は、satosatoさんのひとり動物園体験です。
ひとり動物園の舞台は、ホワイトタイガーで有名な「東武動物公園」。
水族館と違い、ひとりで行くのはハードルが高いと思われがちな動物園ですが、satosatoさんはすっかりはまってリピーターになっているとか。
時間を気にせず、自由気ままに巡る「ひとり動物園」もいいものです。
どの動物から見てもOK!
大好きな動物をどれだけ長く見ていてもOK!
自分のペースで好きなだけ存分に楽しむことができます。
動物好きな方、癒されたい方、写真が好きな方には特にオススメです。
今回は、私の「東武動物公園でひとり動物園」した様子をご紹介します。
東武動物公園に行くならオススメは「鉄道セット券」
動物園を楽しむためには体力も必要です。
そのために私は「鉄道セット券」を事前に東武の駅で購入しておきました。
これは入園券と東武動物公園までの鉄道・バスの往復乗車券がセットになった、お得な割引切符。
さらに鉄道乗車切符を提示すると、園内バス(アニ丸ぶ~ぶ~)にも乗れてしまうという、とてもお得で便利なセット券なのです。
園内はとても広いので、園内バスをうまく使うことで体力を温存しつつ、楽しむことができるというわけです。
電車で来られる方は駅から東武動物公園まで歩く方が多い中、私はバスに乗り、開園時間前に到着。
かなり快適です。「鉄道セット券」オススメですよ。
動物園に行く前に、お空のお散歩
開園まもなく、今度はすぐに園内バスに乗り込み、目的の場所へGO!
今回のメインは動物園エリアですが、その前に遊園地エリアの観覧車(エマさんのチーズ風車)で、広い東武動物公園を上から眺めることが最初の目的です。
開園間もない時間だと、並ぶこともなくすぐに乗れてしまいます。
のりもの券を購入して、スムーズに乗ることができました。
朝から優雅に空のお散歩です。天気にも恵まれ、きれいな青空。
観覧車から、これから楽しむ東武動物公園を眺めていると、よりテンションがあがってきました。
いよいよ動物園エリアへ。ペンギンからスタート!
観覧車を降り、また園内バスに乗って、動物園エリアへ向かいます。
今回は「ひとり動物園」なので、好きな動物を好きなだけ、自由に見ることができます。
そんな私がじっくり見たかった動物、それはズバリ「鳥」です。
さまざまな動物がいる中で、まずは鳥を中心に見ることにしました。
最初に見たのは「ペンギン」。
ペンギンって、ずっと見ていても飽きないと思いませんか?
ペタペタと歩くペンギンは、その歩き方がなんともかわいい。
でも水の中を泳ぐペンギンは、意外に俊敏ですよね。
そのギャップにまた、惹かれてしまいます。
そして、「置物にでもなってしまったの!?」と思うくらい、ずっと立ったまま動かないペンギンがいたりして、その姿がまた愛らしいなあと思います。
「ガチョウ広場」でモテ気分
次に向かったのが「ガチョウ広場」です。
ここではガチョウたちにおやつをあげることもできるので、鳥好きにはたまらないスポットです。
おやつを持っていると、たくさんのガチョウたちが「おやつちょうだ~い」と熱いまなざしを向けてきます。
モテ気分が味わいたい方は、ぜひエサ販売機でエサを購入することをオススメします。
ガチョウだけでなく、白鳥さんにラブコールされたりもします。
さらにその横で、カモちゃんにもおねだりされるので、もうメロメロです。
そうかそうか~、と財布の紐がゆるみがちになってしまいますので、鳥好きの皆さんは気をつけて下さいね。
国の天然記念物「シラコバト」にも会えた
続いては、上品なピンク色が美しい「フラミンゴ」のエリアへ。
フラミンゴのピンク色は、やさしく上品な色ですよね。
しかも群れてたくさんいますから、本当に華やかできれいで、あたり一面お花が咲いたようです。
片足立ちで寝ていても、絵になる美しさ。
時々、人馴れしたフラミンゴが「私を撮って!」と言わんばかりに近づいてきてくれると、テンションがあがってしまいます。
次は「シロクジャク」です。よく目にする青藍色のインドクジャクも素敵ですが、シロクジャクも圧巻です。
繊細な白いレースのような羽ですから、その羽をバサッと広げた時に遭遇したら、クジャクのメスではない私でも心を奪われます。
他にもいろいろな種類の鳥がいる東武動物公園ですが、埼玉県にある動物園だからこその貴重な鳥がいます。
それは「シラコバト」というハトです。
国の天然記念物に指定されており、限られた場所でしか見ることができません。
全身が灰褐色で、首の後ろに黒い模様があるのが特徴のハトなのですが、色がよく見かけるハトよりも薄いので目がよく見えます。
そのため、やさしい顔立ちに見えて、とてもかわいらしいハトなのです。
埼玉県の県鳥ですので、東武動物公園に来た時には、ぜひ見て欲しいなと思います。
東武動物公園の顔、ホワイトタイガーは人気者
東武動物公園といえば、とても有名な動物がいます。
それは「ホワイトタイガー」です。
国内でも30頭ほどしかいないので、ホワイトタイガーのところはいつも大人気です。
かっこいいのはもちろんですが、その素晴らしい白い毛皮に私はうっとりです。
じっくり見ていたいのですが、ここはゆずり合いで。
見足りないという人は、時間をおいてから再度見ることをおすすめします。
ちっちゃい動物は穴場スポット
大きい動物ばかりに目がいきがちですが、小さなかわいい動物もいます。
「ホンドリス」です。
多くの皆さんは大きい動物メインに見るように動きますので、こちらは本当に穴場。
ゆっくり楽しめます。
時間の経つのも忘れてじっとリスを見ていたら、食事をするところに出会うことができました。
そして、こんなにかわいい写真を撮ることができました。
両手を使って一生懸命食べている仕草がなんとも可愛らしく、とても癒されました。
日本産動物舎というエリアで見ることができますよ。
アフリカゾウのエサやりイベントも
次は、動物園といえば定番!という動物たちを見にいきました。
とっても見ごたえのある「アフリカゾウ」。
とっても大きいのに、やさしい目をしていてかわいいですよね。
「ゾウさんのランチタイム」というエサやりイベントがあるのですが、大人気のイベントで、よく親子連れで並んでいます。
イベントに参加は難しいけれども、その様子を近くで見ることができるので、イベント時間に見に行くのがオススメです。
長い棒の先にリンゴをつけてあげるのですが、そのリンゴを長い鼻を伸ばして食べてくれます。
見ているこちらも、ゾウが食べている様子に「おおっ!」と興奮しつつ、エサやり体験した子供の笑顔に幸せまでもらってしまいます。
見ている多くの人を幸せな気持ちにさせる、いいイベントだと思います。
アフリカサバンナエリアでは、キリンやシマウマがお待ちかね
奥まった静かなところには、「アフリカサバンナ」というエリアがあります。
ここには「キリン」や「シマウマ」がいて、じっくり見ることができます。
キリンは首も長いですが、まつげも長いですよね。
穏やかな顔をしているキリンを見つめていると、自分も穏やかな表情になっていることに気づかされます。
そして、同じ敷地内にシマウマたちもいるんです。
写真のようにシマウマたちが集まっていたので、より見応えがあり、縞模様がさらに魅力的に見えてしまいました。
私は個人的にシマウマのおしりも好きなのですが、皆さんはどうですか?
「ハートフルガーデン」でお花を楽しもう!
東武動物公園には「ハートフルガーデン」というお花のエリアもあり、とても美しい季節の花々を楽しむことができます。
ところどころに木の椅子がありますので、お花を見ながら軽食をとることもできます。
今回私はここで軽食をとり、心と体のエネルギーをチャージしました。
また、東武動物公園は桜の名所でもあります。
お花見もかねて、桜の季節に行ってみるのもオススメですよ。
東武動物公園は、ひとりでもまた来たくなるスポット
この他にも、魅力的な動物がたくさんいる東武動物公園。
実はこれで3回目の訪問なのですが、とても広くて魅力満載なので、また動物達に会いに来ようと毎回思うくらい楽しい動物園です。
動物園だけでなく遊園地もありますし、公園と名のつくように自然も感じられる素敵なところです。
「動物園にひとりで行くのは恥ずかしい」という気持ちを忘れるほど、魅力的なスポットですよ。
東武動物公園の入園チケットはコチラ
※鉄道セット券は除く
埼玉県に住む、子育て真っ最中の40代の専業主婦。
忙しい毎日の最中、そのご褒美としてソロ活を楽しむ。
普段は、音楽を聴きながら10歳になる金魚たちを眺めつつ、紅茶を飲むことが癒し。
お気に入りの場所は、花が美しい公園・動物園・水族館。
趣味は、音楽鑑賞・写真・読書・スイーツ店巡り。